茨城 日立市 水害に備え「洪水避難タワー」を新たに整備

茨城県日立市は、水害のリスクのある地域の住民が一時的に避難できる「洪水避難タワー」を新たに整備しました。

日立市の南部の地域は久慈川など2本の川に南北を挟まれ、川が氾濫すると高さ5メートルを超える浸水が想定されていますが、近くに避難できる高台がないことが課題となっていました。
このため日立市は一時的に避難するための施設を新たに2か所に整備し、本格的な雨の季節を前に運用を開始しました。
このうち神田町では「洪水避難タワー」が新たに建設されました。
鉄骨2階建て、高さは9.7メートルで、およそ100人が避難することができます。
また、大和田町の久慈川日立南交流センターでは、高さ6.5メートルある屋上に避難するための階段が新たに整備されました。
市は今後、2つの避難施設の場所が記されたハザードマップを配布するなどして、住民に周知することにしています。
日立市防災対策課の東谷保課長は「住民の皆さんには災害が起こる前にいち早く避難することを心がけてほしいが、いざというときに一時的に避難できる場所として役立ててほしい」と話していました。