地震を想定し「福祉避難所」の開設訓練 横浜

高齢者や障害者など、特に配慮が必要な人の避難先となる「福祉避難所」の開設訓練が、横浜市で行われました。

訓練は神奈川県内で震度7の揺れを観測する地震が発生したという想定で行われ、会場の横浜市栄区の福祉施設では、施設や市の職員などおよそ40人が参加しました。
この施設は災害時に高齢者や障害者など特に配慮が必要な人が避難する福祉避難所として使われることになっていて、職員たちは床に横になることが難しい人のために、段ボールベッドを組み立てました。
また、車いすに乗った避難者役の人を施設内に誘導したり、視覚や聴覚に障害のある人たちから、体調や配慮が必要な点を聞き取ったりしていました。
このほか、発熱がある人とない人の動線を分けたり、部屋をシートで仕切ったりするなど、感染対策の手順も確認していました。
横浜市によりますと、市内には555か所の福祉避難所がありますが、新型コロナの影響で訓練が進んでいないのが課題になっているということです。
栄区高齢・障害支援課の松原実千代課長は「すべての職員が未経験なので、今回の訓練で気づいたことを振り返って備えていきたい」と話していました。