山梨県で有機ワイン造り支援団体設立へ 県と大学や企業

農薬や化学肥料に頼らない有機栽培による酒類の生産と輸出の拡大を国が目指すなか、山梨県と県内の大学や企業などは、国内では珍しい有機栽培によるワイン造りを支援する団体を設立することになりました。

国税庁によりますと、全国で出荷される有機栽培による酒類は、酒類全体のわずか0.03%で、有機ワインは0.01%ほどにとどまっていて、国は有機の酒類の生産と輸出の拡大を目指して改正輸出促進法を今の国会に提出し、先週の19日、可決・成立しました。
こうしたなか、山梨県と県内の大学や企業などが連携して有機栽培によるワイン造りを支援する団体、「山梨オーガニックワイン推進コンソーシアム」を来月下旬、甲府市に設立することにしました。
団体はICT=情報通信技術を活用して有機栽培を始める農家を支援したり、有機ワインを造る農家を増やし、県産ワインとしての安全性やブランド価値を高める取り組みを進めることにしています。
団体は、有機栽培によるワイン造りを組織だって支援するのは全国で初めてだとしています。
団体は、ワインの生産量が日本一の山梨県で有機ワインの生産を増やすとともに輸出を強化していく方針です。