「チバニアン」地層に国際標準示す「ゴールデンスパイク」設置

地質学上の一時代が「チバニアン」と命名されるきっかけとなった、千葉県にあるおよそ77万年前の地層に国際的な標準であることを示す印「ゴールデンスパイク」が設置されました。

千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層は、地球のN極とS極が入れ代わる「地磁気逆転」が起きたことが読み取れる貴重な場所です。
おととし1月に地球の一時代を代表する地質学の基準である「国際標準地」に日本で初めて登録され、およそ77万年前から12万年前までの地質学上の時代が千葉県にちなんで「チバニアン」と命名されました。
21日、市原市が設置した「ゴールデンスパイク」は直径20センチのしんちゅう製のプレートで、「チバニアン」が始まる地層の境界を示しています。
記念の式典で市原市の小出譲治市長は「ゴールデンスパイクは、地球規模で起こったダイナミックな自然の営みを将来に伝える象徴だ。貴重な地層を守り、未来へ伝えていきたい」と話しました。
式典のあと申請チームのリーダーを務めてきた茨城大学の岡田誠教授は「地質学に親しみをもってもらえるきっかけになってほしい。地磁気逆転は分かっていないことが多くこの地層からもっとすごい発見が出てくると思う」と話していました。
現地の見学については近くに地層の特徴などを伝えるビジターセンターが置かれ、地元のボランティアがガイドを行っています。