山梨 道志村 13日は雨のため捜索中止 個人の特定進める

行方不明の女の子のものと特徴が一致する運動靴などが発見された山梨県道志村での捜索は13日、雨のため中止となりました。
警察は周辺で見つかっている人の肩甲骨などの鑑定を行い、個人の特定を進めることにしています。

先月、山梨県道志村の山中で人の頭の骨の一部が見つかり、警察は12日、DNA鑑定の結果、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった、当時小学1年生の小倉美咲さんの母親とミトコンドリアのDNA型が一致したと発表しました。
この結果について、警察は美咲さんの母親と親族関係にある人物として矛盾はないとしていますが、「特定はしていない」と説明しています。
捜査関係者によりますと、一般的にミトコンドリアのDNA型が一致する人は、1000人に1人程度の割合で存在するということです。
警察は、13日も骨が見つかった周辺の沢で捜索を行う予定でしたが、雨のため中止となりました。
これまでの捜索では、美咲さんが当時身につけていたものと特徴が一致する運動靴や長袖の服のほか、肩甲骨やいずれも細長い形状をした骨のようなものが2つ見つかっています。
警察はこれらについても鑑定を行って個人の特定を進めるとともに、引き続き沢を重点的に捜索することにしています。

13日は小倉美咲さんの10歳の誕生日です。
母親の小倉とも子さんは12日夜、自身のホームページにコメントを掲載しました。
「5月13日は美咲の10歳の誕生日であり、母親としては1年で一番一緒に過ごしてあげたい日です。その前日に今回のような鑑定の結果が出て、言葉にならない想いです」。
去年の誕生日には、美咲さんの姉など家族で美咲さんが好きなチョコレートケーキを作り、「まってるよ」とメッセージを書いていました。
掲載したコメントには、こうつづられています。
「今回、美咲本人と警察から断定された訳ではないので、私は美咲が無事に戻ってくると信じている気持ちに変わりはありません」。
「連日の捜索で新たな人骨も発見されており、そちらも鑑定が進められていると聞いています。今はこちらの鑑定の結果を信じ祈りながら待ちます」。