さいたま 妻殺害事件裁判 被告の元准教授の弁護士が無罪主張

おととし、さいたま市の歩道で妻を包丁で刺して殺害した罪に問われている大学の元准教授の裁判が始まり、被告の弁護士は、心神喪失の状態だったとして無罪を主張しました。

文教大学の元准教授、浅野正被告(53)は、おととし3月、さいたま市浦和区の歩道で、妻でさいたま少年鑑別所職員の浅野法代さん(当時53)の胸などを包丁で刺して殺害したとして殺人などの罪に問われています。
13日、さいたま地方裁判所で始まった裁判員裁判で、被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
一方、弁護士は当時被告が心神喪失の状態だったとして無罪を主張しました。
続いて検察は「被告は弁護士に離婚の相談をしたり妻と別居したりする中で、妻と娘が自分を自殺に追い込み財産を横取りしようとしていると妄想するようになり殺害を決意した。被告は妄想性疾患にかかっていたが正常な判断で行った面も残っていた」などと述べました。
裁判は被告の責任能力の程度が争点で、判決は来月22日に言い渡される予定です。