長野県立高 願書性別記入欄廃止

長野県教育委員会は、県立高校の願書について性的マイノリティーの生徒に配慮するため、来年度から性別を記入する欄を廃止することを決めました。

長野県内の県立高校では、これまで各学校に提出する願書で、名前を書き込む欄の隣に性別の記入欄がありました。
これについて、長野県教委は11日開かれた定例の教育委員会で、来年度の願書から、性別を記入する欄を廃止することを決めました。
県教委によりますと、同じような対応はほかの県でも行われているということです。
県内の県立高校では、数年前から性的マイノリティーの生徒が着替えの場面で、不快な思いをしないよう保健室を使ってもらうなどの対応が取られているということで、性別の記入欄の廃止も昨年度から検討してきたということです。
県教委は今後も教育現場で、性的マイノリティーの生徒が差別されないための対応を検討していくとしています。
今回の決定について、長野県教委の原山隆一教育長は「性的マイノリティーの人たちへの配慮が社会全体としてどうあるべきか流動的な時期にある。学校現場としてどうあるべきかも検討課題で、ひとつずつ答えを見いだすべく努力していきたい」と話しています。