選挙データベース
千代田区長選
2017年2月5日投票
- 立候補者数:
- 3人
- 有権者数:
- 47,269人
- 投票率:
- 53.67% 開票終了
石川 雅己
無 現 75歳
当選:4回
- 代表的肩書
- 元東京都福祉局長
元東京都千代田区企画課長
得票率 65.2%
与謝野 信
無 新 41歳
- 代表的肩書
- 外資系証券会社社員
- 推薦
- 自民
得票率 19.0%
五十嵐 朝青
無 新 41歳
- 代表的肩書
- 元人材開発会社社員
得票率 15.8%
千代田区長選 小池知事が支援の現職・石川氏が5選
7月の東京都議会議員選挙にも影響を与えることが予想される東京・千代田区長選挙は5日に投票が行われ、無所属の現職で東京都の小池知事の支援を受けた石川雅己氏が、自民党が推薦する新人などに大差をつけて圧勝し、5回目の当選を果たしました。
石川氏は75歳。東京都の港湾局長や福祉局長などを務めた後、平成13年の千代田区長選挙で初当選しました。 今回の選挙は、小池知事の支援を受ける現職の石川氏と、自民党が推薦する新人の与謝野氏、それに新人の五十嵐氏の3人の争いとなり、去年の東京都知事選挙に続いて、小池知事と自民党東京都連が対決する形になりました。
選挙結果が7月の東京都議会議員選挙にも影響を与えることが予想される中、選挙戦では、小池知事が頻繁に石川氏の応援に入って「都政改革の実現には石川区政の継続が欠かせない」と訴えたほか、石川氏は待機児童対策や高齢者福祉の充実などを4期16年間の実績として強調しました。
その結果、石川氏は、民進党、公明党、共産党の支持層、それに支持政党を持たない無党派層から幅広く支持を集めたほか、自民党の支持層も大きく切り崩して5回目の当選を果たしました。
石川氏は、「子育て支援などこれまでの政策に評価をいただいたものと受け止め、さらに育てていきたい。今後は、都政改革に取り組む小池知事を補佐し、力を尽くしたい」と述べました。
千代田区長選挙の投票率は53.67%で、前回(4年前)を11.4ポイント上回りました。投票率が50%を超えたのは平成に入って初めてです。
東京都の小池知事は、みずからが支援した石川氏の選挙事務所を訪れ、「この勝利はひとえに、4期16年の石川区長の待機児童ゼロ、歩きたばこポイ捨て条例、ペットの殺処分ゼロを区民が認めたことに尽きる。夏には都議会選挙があり、1つ1つの選挙区をつぶさに見ながら、東京大改革を東京中に広げていきたい」と述べました。