高倉健さん亡くなって9年 南富良野町の映画ロケ地に献花台

俳優の高倉健さんが亡くなって9年となる10日、出演した映画のロケ地、南富良野町で献花台が設けられ、撮影に協力した地元の人たちが高倉さんをしのびました。

南富良野町にあるJR根室線の幾寅駅は、平成11年に公開された映画「鉄道員」の中で高倉健さんが駅長を務める「幌舞駅」として登場しました。
高倉さんが亡くなって9年となる10日、映画の撮影当時、炊き出しで協力していた地元の婦人会の人たちが駅舎の中に献花台を設けました。
献花台には高倉さんのお気に入りだったというバターをのせた「いももち」とコーヒーが供えられました。
集まった20人以上の人たちは手を合わせたあと、コーヒーを飲みながら撮影当時の思い出などを語り合って、高倉さんをしのんでいました。
地元の80代の男性は高倉さん直筆のサイン色紙を手に、「健さんは気さくに話しかけてくれ、サインもいただきました。当時のことを思い出すと胸がいっぱいになります」と目に涙を浮かべながら話していました。
幾寅婦人会の元会長の佐藤圭子さんは「炊き出しの『いももち』をおいしそうに食べてくれた当時をきのうのことのように思い出します。ことしで9年になりますが、これからもこの場所を守り、健さんとの思い出をつないでいきたいです」と話していました。