台湾の先住民族の文化伝える展示会 平取町

台湾の多様な文化に触れてもらおうと、現地に暮らすさまざまな先住民族の伝統工芸品などを紹介する特別展が日高の平取町で開かれています。

この特別展は、台湾の台東にある博物館の巡回展示として、アイヌ文化の伝承に取り組んでいる平取町二風谷で行われています。
台湾には、16の先住民族が暮らし、人口のおよそ2.5パーセントを占めていて、会場には先住民族の伝統工芸品や暮らしを紹介するパネルなど35点が展示されています。
この中には、茎が丈夫で弾力性があるつる性の植物、「トウ」を編んで作った弁当箱が展示されているほか、トウが伝統的な家屋の建築にも活用されていることが紹介されています。
また、「カラムシ」という植物を使った、出産などの人生の節目に合わせて贈られる織物もあり、自然を取り入れた文化について知ることができます。
平取町の吉原秀喜学芸員は、「コンパクトな展示ですが、多様な文化の姿があることを感じ取り、ぜひいろいろ学んで考えてほしいです」と話していました。
この特別展は、今月18日まで沙流川歴史館で開かれています。