鶴居村で元南極観測隊員が講演 AI活用のデジタル技術を紹介

若い世代にデジタル技術への興味を持ってもらおうと、南極地域観測隊のデジタル担当の元隊員を招いた講演会が道東の鶴居村で開かれました。

6月29日に鶴居中学校を訪れたのは、南極地域観測隊でデジタル業務を担当していた元隊員の佐々木貴美さんです。
システムエンジニアの佐々木さんは2020年からおよそ1年間南極に滞在し、衛星回線の保守などの業務にあたりました。
講演で佐々木さんは、現地で実践したAIを使ってペンギンの数を数える最新のデジタル技術を紹介しました。
これまでペンギンの数は目測で数えていたということで、AIを使うことによって監視カメラに映る数百にのぼる個体を瞬時に数えることが可能だということです。
この技術を応用すれば、鶴居村のタンチョウの数を数えることもできるという佐々木さんの話を生徒らは興味深そうに聞いていました。
3年生の生徒は、「ふだん聞くことができない貴重な経験でした。将来はきょう学んだことを生かしていきたいです」と話していました。
企画した鶴居村企画財政課むらづくり推進係の和田彰係長は「デジタル化の機運を高めるいい取り組みになった。こどもたちにはきょう得た知識をぜひ生かしてほしい」と話していました。