桧山沖でベニズワイガニ漁始まる 江差町の港に初水揚げ
道南の桧山沖でベニズワイガニ漁が始まり、江差町の港では13日朝、初水揚げが行われました。
桧山沖ではかごを海の中に沈めてベニズワイガニが入るのを待つかご漁が始まり、11日に江差港から出漁し、漁を行っていた漁船が13日朝、港に戻りました。
13日朝はおよそ12トンのベニズワイガニが初水揚げされ、漁船から次々と引きあげられて待機しているトラックに積み込まれました。
ベニズワイガニは、大きいものでは足を広げるとおよそ70センチから80センチあり、ゆでる前から鮮やかな赤い色をしているのが特徴で、甘みが強く濃厚なみそが入っているということです。
桧山沖でとれるベニズワイガニは江差町のふるさと納税の返礼品になっているほか、インターネットなどを通じて全国に販売されます。
江差町にある水産会社の松田親代表は「ことしもとりあえず順調に水揚げができ、今後の漁にも期待したいです。ぜひ、全国の皆さんにおいしいカニを食べてもらいたいです」と話していました。
桧山沖のベニズワイガニ漁は、8月いっぱいまで続けられるということです。