新篠津村で犬ぞりのレース 雪道を走ってタイムを競う
犬がそりをひいて雪道を走ってタイムを競う犬ぞりのレースが5日、石狩の新篠津村で行われました。
このレースは新篠津村や日本犬ぞり連盟が開いたもので、会場となった村内の「しのつ公園」には道内などからおよそ60チーム、100頭ほどの犬が集まりました。
レースでは500メートルと1キロの2種類のコースが用意され、スタートの合図とともに走り出した犬が飼い主が乗ったそりを勢いよくひいていました。
5日は青空が広がる中、なかにはコースアウトしたり立ち止まったりする犬も見られましたが、雪の上を最後まで元気よく駆け抜けていて、会場に訪れた人たちは犬の名前を呼んで応援したり写真を撮ったりして楽しんでいました。
シベリアンハスキーと参加した札幌市の男性は「最高の天気でとても気持ちよく期待に応えてくれる走りでした」と話していました。
犬ぞりのレースを開いた日本犬ぞり連盟の林里紅会長は「参加した犬がそれぞれ思い出に残るような姿を見せてくれて感動しています」と話していました。