世界最高額レースで優勝 新ひだか町生まれ競走馬の快挙に沸く
優勝賞金が13億円を超え、世界最高額となる競馬のGIレース「サウジカップ」で、日高の新ひだか町生まれのパンサラッサが日本の競走馬として初めて優勝し、地元は快挙に沸いています。
新ひだか町で生まれた6歳の「パンサラッサ」は、今月25日、サウジアラビアの首都リヤドで行われた「サウジカップ」に臨み、前半でトップに立つと、そのまま後続の馬を振り切って優勝しました。
このレースは優勝賞金が1000万ドル、日本円でおよそ13億6000万円と世界最高額となっていて、日本の競走馬が優勝するのは今回が初めてです。
新ひだか町では、町がSNSを通じて優勝を速報するなど、パンサラッサの快挙に沸いています。
パンサラッサが生まれた牧場の木村秀則さんは「本当に勝ったんだと信じられませんでした。競馬は夢があるということをこの馬が証明してくれました。パンサラッサにはありがとうと言いたいです」と喜びを語りました。
その上で、「パンサラッサには、自分の実力を出し切って無事に今後も競馬を走り切ってほしいです」と今後のさらなる活躍に期待を寄せていました。