芦別市が地元の画家などの作品をふるさと納税の返礼品に

芦別市は、市内在住の洋画家が描く絵画など地域で活躍する人たちの作品をふるさと納税の返礼品に加え、新たに寄付が寄せられています。

芦別市はふるさと納税の返礼品としてコメやバターといった地元の特産品などに加え、おととしからより多様な魅力を発信しようと市内在住の洋画家やプラモデル作家の作品を取り扱っています。
このうち洋画家の石岡剛さん(77)の絵画は、去年5月に続いて去年12月、返礼品として選ばれ、寄付を受け付けました。
選ばれた作品、「パリシャンゼリゼ通り」は、中央に凱旋門を描いた6号のサイズのアクリル風景画で、手前に赤い色が大胆に取り入れられています。
作品は寄付を受け付けてから描くため完成まで2か月ほどかかりますが、3月中旬には寄付をした人のもとに届けられるということです。
石岡さんは、「お世話になった市への恩返しに引き受けました」と話していました。
芦別市ふるさと納税推進係の小谷内哲生係長は「地域で活躍する人たちの作品をふるさと納税を通して全国の人に知ってもらいたいです」と話していました。