中標津町で旅行商品の定番に? モアン山を生かす取り組み

道東の中標津町の観光スポット、モアン山を生かした旅行商品の定番化の取り組みが行われています。

標高およそ356メートルのモアン山。
山は、中標津町の民間の牧草地にあり、夏場に山肌のささが「牛」の文字に刈り取られることで知られています。
このモアン山の冬の景色を楽しんでもらおうと中標津町の観光協会が企画したツアーには、地元を中心に道東からおよそ20人が参加しました。
ツアーは特別に許可をとって行われ、参加者はスノーシューを履いて雪に覆われた牧草地を歩き、山の頂上を目指して登っていきました。
そして、およそ1時間半かけて頂上に到着すると、眼下に広がる格子状の防風林などの眺めを撮影して楽しんでいました。
中標津町から参加した女性は「初めてのスノーシューでとても楽しかったです。疲れましたがいい運動になりました」と話していました。
また、北見市から参加した夫婦は「頂上から眺める防風林がとてもきれいでした」と話していました。
なかしべつ観光協会の小沼廣行事務局長は「モアン山や中標津のよさを道内外に広めていきたい」と話していました。