江差町で3年ぶりに群来
江差町で、ニシンの群れによる産卵で海が乳白色になる「群来」が3年ぶりに確認されました。
「群来」が確認されたのは、江差町のかもめ島にある前浜で、長さ300メートル幅500メートルにわたって発生しました。18日午前6時半ごろ地元の漁業者が「群来」を発見したあと、漁協や役場の職員などが駆けつけ海藻に産み付けられた卵を確認していました。
江差町では、ニシンの資源を回復させるため水揚げされたニシンから卵を取り出して人工授精させる作業が行われていて、再び「群来」が確認されたことで漁獲量の増加への期待が高まっています。
漁業者の男性は、「ニシンの採卵などを継続して行い、もっともっと豊かな海になってくれればと思います」と話していました。