新ひだか町で高校生ら新たな特産品を開発
日高の新ひだか町は、地元の食材を使った特産品の開発を町内の高校生や飲食店と進めていて、ことし3月下旬の商品化を目指しています。
新ひだか町は、豊富な農産物や海産物をいかした町ならではの特産品を生み出そうと、去年5月から地元の静内農業高校や飲食店と連携して、商品開発を進めています。
1月24日には、町内のおよそ60人を招いて試食会を開き、桜の名所として知られる「二十間道路」をモチーフにした桜のマドレーヌや、地元のミニトマトとほうれんそうをたっぷりと使ったミートパイなど、あわせて4品を紹介しました。
ミートパイの開発に携わった高校3年生は「地元の人に愛されることはもちろん、全国の人にも食べてもらえる商品にしていきたいです」と話していました。
新ひだか町まちづくり推進課の中村英貴課長は「想像以上に完成度が高く、地元の素材もしっかり使われていておいしかったです。今後さらによくなっていくと思います」と話していました。
町では、試食会で集めた意見などを踏まえ、さらに検討を行い、早ければことし3月下旬の商品化を目指しているということです。