遠軽町 警察官がスキーで適切な110番利用呼びかけ
「110番の日」の10日、オホーツク海側の遠軽町のスキー場では、警察官がゲレンデを滑り降りながら110番の適切な利用を呼びかけました。
この取り組みは遠軽警察署が「110番の日」にあわせてより多くの人たちに関心を持ってもらおうと企画し、道の駅に併設されている「えんがるロックバレースキー場」で行いました。
警察官とその家族、合わせて7人が参加して「事件事故は110番」などと書かれたのぼりを持ってゲレンデを滑り降り、スキー客に110番の適切な利用を呼びかけました。
また、道の駅では110番通報の際に必要になる「いつ」「どこで」「何があったか」など6つのポイントを書いたポケットティッシュを配り、訪れた人たちにPRしました。
道警北見方面本部によりますと、管内で去年1年間に受理した110番通報はおよそ1万1000件で、このうち25%は詐欺電話などの困りごとの相談や問い合わせだったということです。
遠軽警察署の加藤久賀地域課長は「緊急の場合はちゅうちょなく110番通報していただき、緊急ではない詐欺電話などの相談は#9110の相談ダイヤルにお願いします」と話していました。