正月休みに合わせ 興部町で一足早い成人式

今月9日の「成人の日」を前に、オホーツク海側の興部町では、一足早く20歳を祝う成人式が行われました。

興部町は、就職や進学などで地元を離れた人たちにも参加してもらおうと、正月休みに合わせて毎年この時期に20歳を祝う成人式を行っています。
町の総合センターで行われた成人式には、振り袖やスーツに身を包んだ36人が出席しました。
式では、出席した若者を代表して高橋歩夢さんと南ちひろさんが「将来の目標の実現に向け努力します」などと抱負を述べました。
このあと式に出席した人たちは、会場でふるまわれた地元特産の牛乳で乾杯したり、思い出話をしたりして、久しぶりの再会を楽しんでいました。
札幌市の大学に通っている男性は「大人になった実感はまだ無いですが、思いやりを持って生きていきたいと思います」と話していました。
また、江別市の大学に通っている女性は「自分の母親のような強く優しい大人になりたいと思います」と話していました。