お歳暮や年末年始の需要向け 鹿部町でたらこの出荷盛ん
道南の鹿部町では、年末年始の需要に向け特産のたらこの出荷作業が盛んに行われています。
鹿部町では噴火湾で水揚げされるスケソウダラの卵を使ったたらこの加工が盛んで、町内の水産加工会社ではお歳暮や年末年始の需要に向けた出荷作業が進められています。
25日朝は、従業員たちが塩などにつけたあと一晩寝かせたたらこのひとつひとつから変色した部分などを取り除く作業をしていました。
そして、たらこの張り具合や大きさをもとに選別して形を整え、等級ごとに箱詰めを行っていました。
丸鮮道場水産の道場登志男社長は「鹿部町のたらこは粒がきめ細かで皮もしっとりしていてソフトな食感が特徴です。北海道のたらこは意外と少ないためお歳暮で買う人も多く、これからが出荷のピークなのでたくさんの人に味わってほしいです」と話していました。
箱詰めされたたらこは東京や大阪、札幌などに出荷されるということです。