散歩中に安全を守ります 「わんわん見守り隊」興部町で発足

愛犬の散歩をしながら町内の見守り活動に協力する「わんわん見守り隊」がオホーツク海側の興部町で発足しました。

この取り組みは愛犬の散歩をしながら子どもやお年寄りの見守り活動などをしてもらおうと、興部警察署が町内の愛犬家に協力を依頼し、21日に開かれた発足式には10匹の犬とその飼い主が集まりました。
式では興部警察署の淺沼淳署長が「安心して暮らせる興部町を守るために、愛犬の散歩を通じて協力してください」と呼びかけました。
参加する犬たちには見守り隊のロゴが入ったおそろいの赤いバンダナが配られ、さっそく、飼い主が首に巻いて警察署から近くの小学校までパトロールを行いました。
見守り隊のメンバーは町内の道の駅や公園の周辺を歩くことが多いということで、今後は散歩中に事件や事故につながる異変などに気付いた場合は警察に連絡することにしています。
40代の愛犬家の女性は「飼っている犬が大型犬なので、ふだんは人通りを避けて散歩していましたが、今後は子どもやお年寄りとのコミュニケーションにもつながるように散歩したいと思います」と話していました。