新十津川町と奈良・十津川村の中学生がオンライン交流

空知の新十津川町と奈良県十津川村の中学生が、お互いの学校生活を紹介するオンラインの交流会を開きました。

15日の交流会には、新十津川町の新十津川中学校の12人と、十津川村の十津川中学校の14人が参加しました。
新十津川町は明治時代に大水害が起きた十津川村から移住してきた人たちが町の礎を築いたことから中学生も郷土学習の一環として相互訪問を続けてきました。
相互訪問は新型コロナウイルスの影響で3年続けて中止になりましたが、ことしは初めてオンラインで交流しました。
この中で、新十津川中学校の生徒は、体育大会や歌声交流会などの学校行事や町内のスキー場を紹介し、十津川村の観光名所「谷瀬のつり橋」を渡ってみたいと伝えました。
また、十津川中学校の生徒は、日本一広い村にある唯一の中学校で、校内で調理された温かい給食が自慢だと紹介し、北海道のジンギスカンやラーメンが食べてみたいと伝えました。
新十津川中学校の2年生の女子生徒は「訪問が中止になって悲しかったけれど、リモートで交流できてよかった」と話していました。また1年生の女子生徒は「バレー部が強いと知ったので、試合をしてみたい」と話していました。