雄武町沖で漁船が砲弾のような物引き揚げ 自衛隊が回収終える
21日午前、オホーツク海側の雄武町の沖合で漁船が砲弾のような物を引き揚げ、陸上自衛隊が午後7時半前に回収作業を終えました。
21日午前7時40分すぎ、雄武漁協から「組合に所属するホタテ漁船が砲弾のような物を1個引き揚げた」と、紋別海上保安部に通報がありました。
海上保安部によりますと、現場は雄武漁港から東におよそ9キロ離れた沖合で、砲弾のような物は長さが36センチ、直径が6センチだということです。
砲弾のような物は午後2時前に戻った漁船から雄武漁港に移されて保管されていましたが、雄武町によりますと、陸上自衛隊が午後7時半前に回収作業を終えたということです。
町が自衛隊の担当者から聞き取った情報では、回収した物に危険性はなかったということです。