真狩村で26.6メートル 道内各地で風強まり荒れた天気に

道内は10日、低気圧や前線の影響で風が強まり各地で荒れた天気になっています。気象台は太平洋側の広い地域に暴風や波浪の警報を出して警戒するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、10日の道内は日本海側南部と太平洋側西部を中心に風が強まっていて雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。
午前11時までに観測された最大瞬間風速は真狩村で26.6メートル、室蘭市で26.1メートル、函館市で22メートルなどとなっています。
10日の最大瞬間風速は、いずれも陸上で、日本海側南部で35メートル、日本海側北部と太平洋側西部、東部、それにオホーツク海側の南部で30メートルなどと予想されています。
波の高さは太平洋側西部と東部で6メートルと大しけとなる見込みです。
気象台は太平洋側の広い地域に暴風や波浪の警報を出して警戒するよう呼びかけています。
また1時間に降る雨の量はいずれも多いところで、日本海側南部と太平洋側の西部、東部で40ミリと予想されています。
11日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで日本海側南部と太平洋側西部で180ミリ、太平洋側東部で120ミリ、日本海側北部とオホーツク海側南部で100ミリ、オホーツク海側北部で60ミリと予想されていて、気象台は土砂災害や低い土地の浸水に十分注意するよう呼びかけています。