乙部町で「二十歳のつどい」 20歳を迎える人たちを祝う

お盆の帰省の時期にあわせて、道南の乙部町で20歳を迎える人たちを祝う会が行われました。

乙部町では、多くの人たちが帰省するお盆の時期にあわせて成人式を行っています。
ことし4月に成人年齢が18歳に引き下げられましたが、町では、式の名前を「二十歳のつどい」と変えて行うことにし、14日は今年度20歳を迎える25人がスーツや浴衣姿で参加しました。
会では、乙部町の寺島努町長が、「コロナ禍で不安はあると思うが、自分を信じて目標に進んでほしい」とあいさつしました。
参加者を代表して野口愛斗さんと浅野瑞季さんの2人が「ひとりひとりが自分の行動に責任を持ち、社会の一員として常に前向きに歩んでいくことを誓います」と抱負を述べました。
式の最後には、参加者の杯にお酒が注がれ、新たな門出を祝いました。
式に参加した函館市の専門学校に通う女性は、「育ててくれた両親や家族に感謝して、責任ある行動をとりたいです」と話していました。
また、乙部町役場の職員として働く男性は、「責任が増えると思うので、自覚を持って仕事に取り組んでいきたいです」と話していました。