“ワインと並ぶ余市の特産品に”かごで養殖したカキ来月初出荷

後志の余市町で、ワインに並ぶ新たな特産品としてブランドもののカキが来月から出荷されることになり、25日、お披露目されました。

新たなブランドの「余市牡蠣」は、不漁や後継者不足に悩む漁業の現状を打開しようと、町や地元の漁協などが協力して6年前から養殖に取り組んできました。
来月10日に初出荷されるのを前に25日、町内のホテルでお披露目されました。
「余市牡蠣」は、小ぶりな殻の中にぎっしりと身が詰まり甘みがあるのが特徴で、かごの中で育てる手法を採用してカキ特有の臭みを抑えているというこです。
ことし1月の低気圧の影響でカキが流されたため、今年度の生食用の出荷は3000個から4000個にとどまる見通しですが、来年度以降は4万個の生産を目指すということです。
25日は「余市牡蠣」と余市町特産のワインとの相性の良さをPRする体験会も開かれ、地元のレストランやホテルの関係者がワインを飲みながらカキを味わっていました。
余市町にあるスペイン料理のレストランでシェフを務める仁木偉さんは「カキのうまみを一口で感じることができておいしい。生やボイルなど素材の味を生かして提供したい」と話していました。
余市郡漁業協同組合の原田容稔専務理事は「ワインに合うカキになったと思う。余市町の新たな名物として、町が盛り上がるきっかけになってほしい」と話していました。