4月の北海道の輸入額 前年比68%↑ 原油高や円安の影響大

4月の北海道の輸入額はおよそ1536億円と、原油高や円安の影響で14か月連続のプラスとなりました。

函館税関によりますと、先月の北海道への輸入額は1536億300万円と、去年の同じ月に比べて67.9%増加し、14か月連続のプラスとなりました。
このうち、石炭は220億1600万円と去年の同じ月の2.2倍に増えていて、比較可能な統計が残る昭和54年以降で最も高くなりました。
また、北海道への輸入額のおよそ3割を占める原油・粗油も519億4700万円と去年の同じ月より87.1%増加しています。
函館税関は、いずれも数量はほぼ例年どおりの一方、輸入額が大きく増加していることから、原油価格の高騰や円安が影響しているとしています。
また、ロシアからのイカの輸入額が7億5300万円と去年の同じ月の6倍に増加していて、函館税関は、政府が先月21日からロシアに対して貿易上の優遇措置などを保障する「最恵国待遇」を撤回し、関税を引き上げたことから、駆け込み需要による輸入が多かったとみています。
函館税関は「ウクライナ情勢や原油価格の高騰が多くの品目に影響を与えている。さらに動向を注視していきたい」と話しています。