新型コロナ 道内で695人感染確認 去年5月以来600人超

道内では15日、新たに695人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。一日の感染確認が600人を超えるのは去年5月以来、8か月ぶりで、感染が急激に広がっています。

北海道では15日、▼札幌市で再陽性の16人を含む367人、▼旭川市で19人、▼函館市で10人、▼小樽市で24人、▼石狩地方で107人、▼胆振地方で43人、▼空知地方で28人、▼上川地方と釧路地方で18人、▼オホーツク地方で13人、▼後志地方で11人、▼桧山地方で9人、▼留萌地方と十勝地方で8人、▼渡島地方で2人、▼根室地方で1人、▼道が「その他」と発表した道外の6人を含む9人の合わせて695人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
道内の一日の感染確認が600人を超えるのは去年5月23日以来、およそ8か月ぶりで、感染が急激に広がっています。
また、一日の感染確認は前週の同じ曜日と比べて563人増え、およそ5倍に増加しました。
道などによりますと、調査中の札幌市の4人を除き、いずれも無症状か軽症だということです。
また、695人の感染経路は調査中だということです。
検査数は4784件でした。
道によりますと、道内でデルタ株かどうかを調べるスクリーニング検査で陰性となり、オミクロン株に感染しているとみられる人は、13日までの1週間で57.9%と全体の6割近くにのぼり、道は、オミクロン株への置き換わりが進んでいるとみています。
これで道内の感染者は札幌市ののべ3万8946人を含むのべ6万3937人、亡くなった人は1477人、治療を終えた人はのべ6万251人となっています。

【“成人式会食”クラスター相次ぐ】
道は日高町と上川の中富良野町の成人式のあとに行われた飲食を伴う会合で、新成人などによるクラスターが相次いで発生したと発表しました。
道によりますと、日高町の成人式のあとに行われた飲食店での会食の参加者1人が今月10日に新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。
その後、ほかの参加者や店の従業員にもPCR検査を行ったところ、最初の1人を含めてこれまでにいずれも20代の参加者合わせて6人の感染が確認されました。
また、中富良野町の成人式のあとに行われた飲食店での会食でも、参加者7人について今月12日に感染が確認されたということです。
その後、ほかの参加者や店の従業員にもPCR検査を行ったところ、最初の7人を含めてこれまでに10代から20代の参加者15人と従業員1人の合わせて16人の感染が確認されました。
いずれのクラスターでも、道は濃厚接触のおそれがある参加者や従業員などに引き続き検査を実施しているということです。

【札幌の認定こども園でクラスター】
札幌市は市内の認定こども園でクラスターが発生したと発表しました。
札幌市によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から60代までの職員2人と園児3人の合わせて5人です。
濃厚接触の可能性がある職員9人と園児35人の合わせて44人についても順次、検査を実施しているということです。

【指標で見る道内感染状況】
14日時点の道内の感染状況について、新型コロナウイルス対策を検討するためのレベル分類の指標に基づいて見ていきます。
《全道》
全道では病床使用率が12.0%、重症者の病床使用率は0%となっています。
また、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者は28.0人、人口10万人あたりの療養者数は30.5人で、これはレベル「0」から「4」の5段階のうち、新規感染者が散発的に発生している状態の「レベル1」に該当します。
《札幌市》
札幌市だけで見ますと、病床使用率は10.8%、重症者の病床使用率は0%、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者は31.8人、人口10万人あたりの療養者数は34.2人で、こちらも「レベル1」となっています。
《札幌市を除く地域》
札幌市を除く地域では病床使用率は12.5%、重症者の病床使用率は0%、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者は25.7人、人口10万人あたりの療養者数は28.3人で、こちらも「レベル1」となっています。

ただ、人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者と人口10万人あたりの療養者数は、全道、札幌市、札幌市を除く地域のいずれも、より警戒度の高い「レベル2」に移行する指標の「15人」と「20人」をそれぞれ超えています。
今後、病床使用率または重症者の病床使用率が「20%」を超えると、「レベル2」に移行することになります。
「レベル2」で道は2週間程度、感染拡大が続いている場合、まん延防止等重点措置の国への要請を検討し、さらに拡大が続く場合は緊急事態宣言に基づいた措置の実施を国と協議するとしています。