災害時のスマホ活用 高校生学ぶ

災害があったとき、避難や安否確認にスマートフォンを活用してもらおうという防災講座が札幌市の高校で開かれました。

この防災講座は大手通信会社が札幌市のクラーク記念国際高校で開いたもので、「屋外での課外授業中に地震が発生し、10メートルの津波が1時間後に到達するおそれがある」という想定で行われました。
参加した1年生と2年生の27人はスマートフォンを手に5組のグループに分かれ、グループ同士でチャットができるアプリを使ってほかのグループと被害情報を共有しながら避難場所にどう安全にたどり着けるかを検討しました。
「ペットショップからどう猛な動物が逃げた」などというウソの情報のやりとりも行われ、真偽を十分に確かめなかったために惑わされたグループもありました。
参加した女子生徒は「地図の情報を電話で別のグループに言葉で伝える難しさを知りました」と話していたほか、男子生徒は「去年地震があったときに大きな余震が何回も来るという出所がわからない情報で怖い思いをさせられました」と話していました。
主催したKDDIの八木美冴主任は「情報が大量にあふれてしまったときには不確かなあいまいな情報も含まれるので、出所を確かめてほしい」と話していました。