秘境知床岬の灯台 点検に密着

世界自然遺産、知床半島の先端、知床岬にある灯台で、今月、海上保安部による点検作業が行われました。点検作業に密着しました。

今月4日、知床岬にある灯台の年1回の点検作業の様子が、報道機関に公開されました。
点検を担当する海上保安部の職員3人は、斜里町のウトロ漁港を出発し、およそ2時間かけて40キロ離れた知床岬近くの漁港に到着しました。
知床岬の周辺は世界有数の高い密度でヒグマが生息するなど、貴重な自然が残されていて、保護のため一般の人の立ち入りは制限されています。
この日も、漁港の近くで1頭のヒグマを見つけました。
海上保安部の職員は鐘を鳴らして、ヒグマが近づかないよう注意を払いながら、さらに1時間歩いて知床岬灯台に到着しました。
職員は、灯台のLEDの電球が20秒に2回の決まった間隔で点灯するかを確認したり、太陽光発電のバッテリーの電圧に異常がないかを確かめたりしていました。
紋別海上保安部の小野寺俊之交通課長は「片道3時間の長い道のりでしたが、灯台の機器に異常はなく、無事に点検作業を終えることができてよかったです」と話していました。