根室で2年ぶり「流氷接岸初日」

独自に流氷を観測している根室市は15日、2年ぶりに「流氷接岸初日」を観測したと発表しました。

根室市は、気象台の測候所が9年前に廃止されてから独自に流氷の観測を行っています。
根室市によりますと、2月11日に初めて沖合に流氷を確認する「流氷初日」が観測されたあと、流氷は海岸に近づかない状態が続きましたが、今月12日ごろから北よりの風が強く吹いたため海岸に近づきました。
そして15日朝、市の職員などが市役所の展望室で、野付半島の沖から根室半島にかけての海面が一面、流氷に覆われているのを確認し、「流氷接岸初日」を発表しました。
根室市の流氷接岸初日は2年ぶりで、平年よりも25日遅く、測候所が昭和21年に観測を始めてから4番目に遅くなっています。
観測をボランティアで行っている気象庁の元職員の船山岩雄さんは、「あすは風向きが変わり、沖合にある流氷は離れていくが、湾の中に入り込んだ流氷は動きがにぶくなるのであしたもとどまっているとみられる」と話していました。