胆振東部地震でローンを初減免

去年9月の地震で住宅が全壊した札幌市の男性が、災害を理由に住宅ローンを減免する制度を利用することが認められました。担当した弁護士によりますとこの制度の適用は胆振東部地震では初めです。

この制度は地震などの災害で被災し、住宅ローンの返済が難しくなった場合、一定の条件を満たし、金融機関が同意すれば返済額が減免されるものです。
この制度について、去年9月の地震で自宅が全壊した札幌市清田区の30代の男性が金融機関から同意が得られ、14日調停が成立しました。
それによりますと、ローンの残高はおよそ2800万円ありましたが、このうち2000万円の返済が免除されました。
胆振東部地震のあとローンの減免について、札幌弁護士会には札幌市や安平町の住民から19件の相談が寄せられていて、男性の手続きを担当した弁護士によりますとこの制度が適用されたのは初めてです。
桶谷和人弁護士は、「破産手続きと比べると、相当額の財産を手元に残すことができるのがメリットで、ローンの返済に困っている人は金融機関や弁護士会に制度を利用できないか相談してほしい」と話していました。