通行止め区間除雪し避難路確保へ

噴火警戒レベルが2に引き上げられた道東の雌阿寒岳が噴火した場合に備えて、道の帯広建設管理部は冬の間、通行止めにしているふもとの道道を除雪して避難路にすることを決めました。
こうした除雪態勢を組むのは初めてで、夏場と同様に2方向への避難路が確保できることになります。

雌阿寒岳は先月23日、噴火警戒レベルが2に引き上げられ、このままの状態が続くと10年前の噴火警戒レベル導入以来初めて、レベル2のまま積雪期に入ることになります。
足寄町側のふもとには2本の道道がありますが、雌阿寒温泉から上螺湾にかけての11キロの区間は冬の間は通行止めになるため、避難路は温泉から国道241号線に出る1方向しかないのが現状です。
このため帯広建設管理部は、通行止め区間も積雪が10センチになったら除雪した上で、噴火した時にはゲートを開け、夏場と同様に避難路を2方向で確保することになりました。噴火に備えてこうした態勢が組まれるのは初めてで、帯広建設管理部は冬の間も温泉施設の関係者や利用客などの避難が支障なくできるようにしたいとしています。