奈井江町長8期 北町長が退任

空知の奈井江町長を8期32年にわたって務めた北町長が6日、最後の登庁日を迎え、退任式が行われました。

奈井江町の北良治町長(82)は、昭和61年に初当選して以降8回連続で当選し32年間にわたって町長を務めましたが、今期で引退します。
北町長は6日、最後の登庁日を迎え、役場で職員らが集まって退任式が行われました。
この中で北町長は、「32年間決して平たんな道のりではなかったが、ここにいる職員が知恵を出し汗をかき全力で支えてくれたからこそ数々の難局に立ち向かうことができた」とあいさつしました。
女性職員から花束が渡されると、北町長は目に涙を浮かべて役場での思い出を振り返っていました。
このあと北町長は、大勢の職員の拍手で見送られ役場をあとにしました。
北町長は、乙部町の寺島光一郎町長に次いで道内で2番目に当選回数が多く、数少ない昭和から連続して選出された市町村長の1人でした。
先月の町長選挙で無投票当選した三本英司氏が7日、新しい町長に就任します。

【北町長の実績】
北町長は在任中、地方自治の重要性を強調し、新たな政策を次々と打ち出す名物町長として知られていました。
平成10年には、介護保険の運営に市町村の枠を超えて取り組む広域連合をいち早く結成し、福祉の充実に力を入れました。
また、平成15年には、周辺の自治体との合併の是非を住民に直接問う住民投票で、小学5年生以上の子どもたちも対象にした「子ども投票」を実施し、全国から注目を集めました。