高校生が「スマート農業」を体験

最先端の情報通信技術を使って農作業の省力化を図る「スマート農業」を高校生に学んでもらう研修が十勝の本別町で行われました。

研修は道が初めて企画し、会場の道立農業大学校には農業を学ぶ道内の高校生あわせて13人が参加しました。
研修で高校生たちはトラクターの自動運転を体験しました。
このトラクターはGPSで位置情報を把握し、運転席の端末に走行ルートを入力すると自動運転ができる仕組みです。
畑をまっすぐに操縦するのはこれまで熟練の経験が必要でしたが、自動運転によって農業の経験が浅い人でも畑を耕すことができるということです。
10日の研修ではドローンで農作物の生育状況や病気を上空から把握できるシステムも紹介されました。
帯広農業高校の女子生徒は、「自動運転を経験し今まで男性がやっていた大変な作業も女性もできそうだと感じた」と話していました。
また実家が農業を営むという美幌高校の男子生徒は、「自動運転に頼りすぎると技術が身につかなくなるおそれがあると思うが、農作業の手伝いで腰が痛くなったことがあったので導入してもいいと思う」と話していました。
道農政部技術普及課の伊藤隆之主幹は、「作業負担が多いという理由で農業高校の生徒でも就農しない若者が多かったが少しでも農業を目指すきっかけとなれば」と話していました。