下着に隠し金塊密輸 3人に判決

去年11月、函館空港に重さおよそ10キロの金塊を女性用の下着に隠して密輸しようとした罪に問われた台湾出身の女3人に対し、函館地方裁判所は「巧妙な手口で悪質な犯行だ」として、いずれも執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
台湾出身の会社員、邱淑芬被告(47歳)ら女3人は、去年11月、台湾から函館空港に到着した際、重さおよそ10キロ、5000万円分の金塊をブラジャーの中に隠して密輸しようとしたとして、関税法違反などの罪に問われました。
検察によりますと、3人は国際的な密輸組織の人物から犯行を持ちかけられてパッドの形に加工された金塊を渡され、1人2個ずつ、ブラジャーの中に入れて密輸しようとしていたということで、密輸組織の実行犯の役割を果たしていたと指摘していました。
16日の判決で函館地方裁判所の橋本健裁判官は、「着用した下着におよそ10キロの金を隠す巧妙な手口で悪質な犯行だ。報酬目当ての動機だが、犯行を認め反省の態度を示している」などとしていずれも懲役1年、執行猶予3年を言い渡しました。