秋田の3市町と函館 観光連携へ

秋田県内の3つの自治体の長らが函館市の工藤市長と会談し、北海道新幹線を活用し連携して外国人観光客を呼び込むことなどで一致しました。
函館市を訪れたのは秋田県の大館市、仙北市それに小坂町の3つの自治体の長など18人で、函館市の工藤寿樹市長と会談しました。
このなかで大館市の福原淳嗣市長は、「外国人観光客を誘致するため新幹線で近くなった函館市とぜひ連携していきたい」と観光面での連携を申し入れました。
これに対し、函館市の工藤市長は「新幹線を活用し函館と東北各地との間で周遊型の観光をより発展させることが重要だと考えている」と述べて秋田側と連携する考えを示しました。
函館市と秋田県内の3つの自治体は、今後具体的な連携のあり方を検討する方針でまずは、ことし11月に仙台市で開かれる海外の旅行会社向けのイベントで函館と秋田を結ぶ新たな観光ルートをPRしたいとしています。
平成27年度に海外から函館市を訪れた観光客の数は39万人7000人あまり。
秋田側にはこの人たちを呼び込みたいという狙いがあります。
秋田県内に、空路で外国人観光客を誘致する場合、仙台空港を経由するルートが一般的ですが、たとえば大館市の場合、東北新幹線や在来線を乗り継いで4時間ほどかかります。
しかし函館空港からであれば、北海道新幹線を使うことで最短2時間半で到着します。
外国人観光客がより訪れやすくなるわけです。
一方、函館市にとっても世界的に人気の「秋田犬」など魅力的な観光資源を持つ秋田との間で周遊型の観光ルートを構築することで外国人観光客のさらなる増加が期待できます。
道南と東北との新たな連携の成果が注目されます。