旧国鉄瀬棚線を紹介

道南の長万部町とせたな町を結んでいた国鉄瀬棚線が廃止されてから、今月でちょうど30年になるのにあわせ、車両や駅の写真などを紹介する展示会が、道南のせたな町で開かれています。
瀬棚線は、長万部町の国縫駅から瀬棚駅までの48.4キロを結んでいたローカル線で、利用者の減少などにより、JR発足直前の昭和62年3月15日の営業を最後に廃止されました。
展示会には、当時の蒸気機関車やディーゼル車の写真、切符、それに駅員の体験談のパネルなどが展示されています。
このうち、貨物列車の写真は前と後ろの機関車が力をあわせて難所に挑む力強さが伝わってきます。
また、駅のホームの写真からは列車でスキー学習に向かう子どもたちの歓声が聞こえてきそうです。
40代の男性は「父と一緒に乗り、長万部駅で弁当を買ったことを思い出します」と話していました。
主催した国鉄瀬棚線30年記念会代表の河原泰平さんは「廃止から30年たち風化が進むなかで、瀬棚線が果たした役割を改めて知ってほしいです」と話していました。
この展示会は、せたな町北桧山のせたな町情報センターで4月1日まで開かれています。