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◆「2013年 ウォルター・コソノキー賞」を受賞
〜スーパーハイビジョン(8K)イメージセンサーの研究に対して〜
(平成25年6月18日)
□ NHKの「スーパーハイビジョン(8K/以下、SHV)カメラ用3,300万画素・毎秒120フレームのイメージセンサー*1)」に関する論文*2)が、イメージセンサー(固体撮像素子)の優れた研究に対して授与される「2013年 ウォルター・コソノキー*3)賞」を6月15日に受賞しました。
□ 本賞は、過去2年間に世界中で発表されたイメージセンサーに関する論文の中から、最も優れた論文を隔年で表彰するもので、イメージセンサー研究に関する唯一の国際的な賞です。
□ NHKは、この毎秒120フレームのイメージセンサーを用いたSHVカメラを開発し、動きの速い被写体も、より鮮明で滑らかな超高精細映像として撮影することが可能となりました。
□ 今後も2016年のSHV実用化試験放送に向けて、研究開発を加速していきます。
*1) |
国立大学法人静岡大学電子工学研究所と共同で開発 |
*2) |
2012年12月、IEEE Transactions on Electron Devicesに掲載 “A 33-Megapixel 120-Frames-Per-Second 2.5-Watt CMOS Image Sensor With Column-Parallel Two-Stage Cyclic Analog-to-Digital Converters”:北村和也ほか
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*3) |
ウォルター・コソノキー(Walter Kosonocky):
デジタルカメラなどに使用されるCCDイメージセンサーの発明者。イメージセンサーの分野で多大な功績を残したコソノキー氏を記念して1997年に「ウォルター・コソノキー賞」が創設された。 |
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