NHK INFORMATION
技術情報

  ◆地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)で
多言語(英語、ハングル、中国語)天気予報を開始
(平成16年2月12日)


○ NHKは、地上デジタル音声放送(デジタルラジオ)の新しいサービスとして、「多言語天気予報」を2月16日から開始します。 ○ 「多言語天気予報」とは、(財)日本気象協会から定期的に送られてくる電文を、日本語と同時に英語、ハングル、中国語へ自動的に音声化するシステム(多言語気象情報音声生成システム)を使った放送サービスです。東京、埼玉、神奈川、千葉の4つの地域における天気予報、降水確率、波の高さ、予想気温などの気象データをもとに、自動的に3つの言語に 翻訳し、音声合成技術を用いて音声化したものを放送します。

○ 地上デジタル音声放送は、平成15年10月10日から放送免許を受けた(社)デジタルラジオ推進協会(DRP)によって実用化試験放送としてスタートしました。NHKは、(財)道路交通情報通信システムセンター(VICS)と共同で、東京、大阪の2都市で放送サービスを提供しています。

○ NHKの地上デジタル音声放送は、1つのチャンネルで高音質な1つの番組を放送する時間帯と、チャンネルを複数に分けてメイン音声と3つのサブ音声番組を放送時間帯とがあります。これまでも、サブ音声番組として、デジタルテレビのデータ放送の内容をジャンル別に音声合成システムを 使ってお届けする「選べるニュース」や、音声を聞き取りやすい、ゆっくりした速度に変換して放送する「ゆっくりニュース」を行ってきました。

○ 今回の多言語天気予報のサービスは、メイン、サブあわせて4番組が同時に放送できるデジタルならでの特性を生かしたサービスです。デジタルラジオは、生活に密着した放送サービスとして、また、“いつでも”“どこでも”多彩なコンテンツをお届けするメディアとして、今後も新しいサービスの開拓にチャレンジしていきます。

※ファイルをご覧になるにはAcrobat Readerが必要です。
NHKサイトを離れます。

ADOBE READER ダウンロード (NHKサイトを離れます)















技術情報一覧
Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved. 許可なく転載を禁じます