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技術情報

 
◆第52回「NHK紅白歌合戦」を
5.1サラウンド生放送でどうぞお楽しみ下さい!!
(平成13年12月6日)


○ 21世紀最初の年を締めくくる第52回「NHK紅白歌合戦」は、総合テレビ、衛星第2放送、ラジオ第一放送そしてBSデジタルハイビジョンでNHKホールから生放送でお届けします。

○ BSデジタルハイビジョンとデジタル衛星第2放送では、紅白初の5.1サラウンド音声で制作いたします。BSデジタルハイビジョンの紅白歌合戦では、ハイビジョンの高画質と5.1サラウンド放送で、出場歌手の熱演をあたかもNHKホールで聞いているかのようなような臨場感あふれるライブ感をご家庭にいながらお楽しみいただけます。

○ 5.1サラウンド放送は、ハイビジョンをより魅力あるソフトにするための音声表現のひとつで、PDP(*1)など家庭での大型ディスプレーの普及が進んでいる今、ますます注目を浴びるでしょう。

○ 5.1サラウンド放送は、ステレオ放送や昨年まで行ってきた3−1サラウンド放送(*2)と比べて下記のような特徴があります。
・ センタースピーカーや後方においたスピーカーによって、視聴位置がセンターをずれても、音の定位がはっきりとしている。
・ 後方スピーカーの音声がステレオになったことで前後の広がり感の再現が格段によくなる。
・ 低域補強チャンネルによってより迫力ある音づくりが可能になり、まるでその場にいるような臨場感を楽しむことができる。
(*1)PDP・・・プラズマ・ディスプレイ・パネル
(*2)3−1サラウンド放送・・・衛星アナログ放送で採用されたサラウンド方式、ステレオ(L/R)にセンタースピーカーとリアスピーカーで構成される。
【5.1サラウンドとは?】
 5.1サラウンド音声は、BSデジタル放送の音声圧縮方式「MPEG-2 AAC(Advance Audio Coding)」の最大の特徴。
 5.1サラウンドは、前方3チャンネル、後方2チャンネルの5チャンネルに加えて低音補強用のチャンネル(これを0.1チャンネルと数える)を備えています。











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