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放送総局長会見 2006/7/19
 
衛星放送の10月の番組改定について
 
(原田総局長)
 BS2で、夜10時台、月曜から木曜の海外ドラマの新しいラインナップが決まった。月曜は、人気ドラマ「ER」の第11シリーズ。火曜は、イギリスで1963年から絶大な人気を誇るSFアドベンチャードラマの最新作「ドクター・フー」。タイムマシンで時空を旅しながら繰り広げる数々の冒険の中に、環境問題や家族の絆など現代に生きる私たちに向けた様々なメッセージが込められている。水曜は、「デスパレートな妻たち2」。去年放送し好評を得た第2シリーズである。木曜は、韓国ドラマ「春のワルツ」。監督は「冬のソナタ」のユン・ソクホ。韓流ブームの火付け役となった「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」に続く四季シリーズの最終章で、素晴らしいドラマである。また、BS2深夜0時台の“懐かしドラマシリーズ”では、木曜に、エミー賞を受賞した大ヒットコメディー「奥さまは魔女」を放送する。
 
 
没後50年、溝口健二監督特集について
 
(原田総局長)
 ことし8月23日(水)、没後50年を迎える巨匠・溝口健二監督に焦点をあてる。8月26日(土)から9月1日(金)にかけ、代表作11作品と特集番組、ドキュメンタリー映画をBS2で集中編成する。8月29日(火)放送の特集「時代を越える溝口健二」では、現在、朝の連続テレビ小説に出演中の女優・寺島しのぶさんを案内役とし、溝口監督のもとで作品に関わった俳優、脚本家、助監督たちに話を伺いながら、名監督の映画の魅力に迫る。また、8月26日(土)には、新藤兼人監督のドキュメンタリー映画「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」(1975年作品)を放送する。
 
 
BShi放送の「日本の名峰」について
 
(原田総局長)
 ことし初めから、全国の皆さまから寄せられた「おすすめの山」の投票は5万4千票、投稿写真も700点を超えた。7月28日(金)BShi「日本の名峰〜発表!おすすめの山 50」で最終投票結果を発表する。ゲストに登山家の今井通子さん、田部井淳子さんらをお迎えし、楽しい山談義を繰り広げる。そして、8月には、この最終結果を受けてハイビジョン特集「日本の名峰」(110分)を4回シリーズで放送する。第1回(8月21日(月))は“北アルプス”、第2回(8月22日(火))は“中央・南アルプス、関東周辺の山々”、第3回(8月23日(水))は“北海道・東北の山々”、最終の第4回(8月24日(木))は“富士山・西の山々”の姿を見応えある映像でお伝えする。山の素晴らしい映像はもちろんのこと、3次元の立体地図をCGで作成、複雑な山脈などの地形を分かりやすく表現し、登山ルート図も盛り込むなど実用ニーズにこたえる内容になっている。
 
 
「街道てくてく旅」の新シリーズについて
 
(原田総局長)
 ことし4月から6月にかけてBShiで放送した「街道てくてく旅」では、東海道を踏破。放送後、続編を望む多くの声に応えた第2弾は“中山道”。約530qを京都から日本橋へ向かう。放送は9月18日(月)から12月1日(金)まで。平坦な海沿いの道が多かった東海道と比べ、中山道はいくつもの峠を越えるなど起伏があり、更に見応えのある旅になると考える。今回の新しい旅人は、元スケート・ショートトラックオリンピック代表の勅使川原郁恵(てしがわら いくえ)さん。楽しく、完全踏破をしていただきたい。前回の東海道編では、沿道に7千人を超える多くの方々が応援に駆けつけてくれた。多くの人たちと触れ合うことが出来た貴重な放送になった。なお、「街道てくてく旅〜東海道五十三次完全踏破〜」の総集編を8月21日(月)から23日(水)の3日間、BShiで放送する。
 
 
「みんなのうた『これってホメことば?』」について
 
(石村副総局長)
 放送開始45年をむかえる「みんなのうた」にアナウンサーが歌で出演する。

(梅津正樹アナウンサー)
 アナウンス室では「お元気ですか日本列島」や「ことばおじさんのナットク日本語塾」などで言葉をテーマに番組を制作している。その延長線上で「みんなのうた」を企画、伊達正隆アナウンサーが作詞した。言葉は時代とともに変わる。若い世代とどうやってコミュニケーションをしたらいいのかを考えるきっかけになればと思う。音声表現という意味では歌も言葉と同じ。歌を通して『言葉』を多くの人に見つめなおしてもらいたい。

Q.(記者)
 紅白の出場を狙っているのか?
A.(梅津アナウンサー)
 紅白の司会をめざしていたこともあるので「なにげに」(結構の意味)狙っている。
 
 
「NHK全国学校音楽コンクール課題曲」について
 
(石村副総局長)
 全国学校音楽コンクールは昭和7年にはじまり、ことしで73回目をむかえる。昨年、小学校、中学校、高等学校の3部門合わせ、全国で 2,263校、出場する子どもだけでも約8万人が参加した。国内最大規模の合唱コンクールである。ことしは中学校の部の課題曲作詞、作曲を森山直太朗さん、高等学校の部の課題曲作詞を瀬戸内寂聴さんにお願いした。全国コンクールは10月8日(日)、9日(月)に放送。
 
 
「がんこちゃんの防災教室」について
 
(石村副総局長)
 子どもたちへの防災教育が課題となるなかで、小学校1年生向けの道徳番組「ざわざわ森のがんこちゃん」の特別シリーズとして、「がんこちゃんの防災教室シリーズ」を8月1日(火)から3本放送する。子どもたちに防災に関する基本的な知識と知恵を伝える。
 
 
「子どもの成長を見つめた長期取材番組」について
 
(石村副総局長)
 日本各地の子どもたちを7歳から7年おきに取材し、彼らの成長と社会の変化を追った番組「21歳 〜家族と私〜」(仮)を8月18日(金)に放送する。今回は21歳に成長した8人の様々な人生ドラマを追う。
 
 
「開発番組“パパサウルス”」について
 
(原田総局長)
 20代〜30代の若手がNHKを変えていこうと活動しているWAVEプロジェクトの中から育ってきた開発番組。お父さんが『子育ては楽しい』と思い、子育てに参加したくなる番組にしたい。放送は8月26日(土)深夜。

(津田康子ディレクター・岡本朋子ディレクター)  
 自分たちはともに子育てをしている母親でもある。育児休職あけに同僚と話し合い、提案した。パパサウルスとは『子どもをだっこするひもをつけたお父さん』から私たちがイメージしたもの。育児には『大変』とか『きつい』とかといったイメージが先行しているが、こうした不安を突破できるキーワードは“パパ”ではないか。
 
 
「思い出のメロディー」について
 
(石村副総局長)
 ことしで38回目を迎える「思い出のメロディー」(8月12日(土))。今回は、『元気をくれる昭和のヒット曲〜忘れられない青春の歌〜』と題して、視聴者の皆さまからのお便りを中心に名曲の数々をお送りする。司会は秋吉久美子さんと堀尾正明アナウンサー。
 
 
「大河ドラマ『風林火山』題字と音楽」について
 
(石村副総局長)
 2007年(平成19年)大河ドラマ「風林火山」の作曲家と『題字』作者が決定した。音楽は千住明さん。題字は柿沼康二さん。伝統的な技術に革新的な精神をプラスした作品は高く評価されている。
 
 
ホームページで番組企画募集について
 
(原田総局長)
 外部の制作プロダクションへの企画提案募集を開始する。組織改正で設けた編成局ソフト開発センターの体制が整い、今月19日(水)からホームページで第1回の提案募集を実施する。公平な企画提案競争を拡大し、公共放送にふさわしい多彩で高品質な番組を制作することを目的としたものである。募集のポイントは、(1)ことし11月〜12月に放送する総合夜10時台の「特集番組」(30分または45分)、(2)制作委託予算は700万から2,200万円を設定、(3)提案締め切りは8月21日(月)、などである。

(関本放送総局特別主幹)
 著作権は、ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)と話し合っている。企画についてプロダクション側から出たものについては共有とする。募集番組のジャンルは特に設定しない。来年4月の番組改定に結びつくかどうかは未定だが、つながっていけば良いと思う。
 
 
その他の質問
 
(記者)
 NHKには貴重な音のライブラリーがあるようだが、公開を考えているのか。

(原田総局長)
 ラジオ第1や第2、FMで放送してきた「音の風景」では、昔の作家の珍しい講演など様々な貴重な音を長年にわたって蓄積してきた。また、この夏、船の渡しや宿場で拾った音でつづる「にっぽん音めぐり シリーズ東海道五十三次」(8月7日(月)〜8月11日(金))をFMで放送する。こうした音の財産も大きいので、リストアップし、生かしていくことを考えたい。
 
 
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