日本放送協会 理事会議事録  (平成21年 6月 9日開催分)
平成21年 6月26日(金)公表

<会 議 の 名 称>
 理 事 会

<会  議  日  時>
 平成21年 6月 9日(火) 午前9時00分〜9時10分

<出   席   者>
 福地会長、今井副会長、金田専務理事、日向理事、溝口理事、
 八幡理事、永井理事、大西理事、関根理事、今井理事、黒木理事

 井原監査委員

<場         所>
 放送センター 役員会議室

<議        事>
 福地会長が開会を宣言し、議事に入った。

付議事項
1 審議事項
(1)第1096回経営委員会付議事項の追加について
(2)国際放送番組審議会委員の委嘱について

2 報告事項
(1)平成20年度業務報告書の構成および今後のスケジュールについて

議事経過

1 審議事項
(1)第1096回経営委員会付議事項の追加について
(総合企画室)
 本日開催される第1096回経営委員会付議事項の追加について審議をお願いします。
 6月2日の理事会で審議、決定された事項のほかに、報告事項として「平成20年度業務報告書の構成および今後のスケジュールについて」を追加したいと思います。

(会 長)   原案どおり決定します。


(2)国際放送番組審議会委員の委嘱について
(今井副会長)
 国際放送番組審議会委員の委嘱について審議をお願いします。
 大沢真知子氏(日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授)に、7月1日付で再委嘱したいと思います。
 この内容が了承されれば、本日開催の第1096回経営委員会に議決事項として提出します。

(会 長)  原案どおり了承し、本日の経営委員会に諮ることとします。


2 報告事項

(1)平成20年度業務報告書の構成および今後のスケジュールについて
(総合企画室)
 本日は、平成20年度業務報告書の構成およびその記載事項の概要がまとまりましたので、報告します。
 業務報告書は、放送法第38条に基づき作成する、毎年度のNHKの業務に関する唯一の公式文書であり、放送法第14条に基づき、経営委員会の議決事項となっています。平成20年度の業務報告書は、6月末までに、監査委員会の意見書を添付して、総務大臣に提出します。業務報告書は、業務執行に関する事実を正確に書き留めるべきものであり、業務の執行状況についての評価は記述しないこととしています。
 業務報告書に記載する事項は、放送法施行規則第11条に定められており、例年、規定に沿った章立てで作成しています。本文は11の章からなっており、内容は国内放送、国際放送をはじめ、調査研究、営業および受信関係業務、視聴者関係業務、放送設備の建設改修、業務組織、財政の状況、子会社等の概要等、平成20年度の業務全般にわたって記述しています。
 平成20年度の記載事項の特徴は、放送法改正に伴い、新たに監査委員会が設置されたことや、NHKオンデマンドサービスを開始したこと、国際放送については、邦人向けと外国人向けとに区分して実施し、外国人向けテレビ国際放送で英語による放送を24時間化したことなどを記述しています。
 今後のスケジュールとしては、本業務報告書の内容について、6月23日の理事会で審議・決定のうえ、同日の経営委員会に諮りたいと思います。経営委員会の議決が得られたうえは、業務報告書に監査委員会の意見書を添え、平成20年度財務諸表とあわせて総務大臣に提出します。その後、総務大臣の意見が付されたうえで、国会に報告されることになっています。
 本内容は、本日の経営委員会にも報告します。

(八幡理事)

 平成20年度業務報告書は、従来の業務報告書から変わる点はありますか。

(総合企画室)

 放送法改正に伴って、NHKオンデマンドサービスを開始したことや、国際放送を新たに邦人向けと外国人向けとに区分して実施したこと、監査委員会の概況についての記述を新たに加えます。

(永井理事)

 第4章「営業及び受信関係業務の概況」の中で、受信対策活動について記述していますが、地上デジタル放送の受信整備業務は送信設備の整備業務と一体で進めているので、第6章「放送設備の建設改修及び運用の概況」の地上デジタル放送についての記述に一本化するという議論はありませんでしたか。

(総合企画室)

 業務報告書の記載事項については、放送法施行規則第11条で定められており、それにのっとった章立てで記述することにしています。



以上で付議事項を終了した。
上記のとおり確認した。
      平成21年 6月23日
                     会 長  福 地 茂 雄

戻る

Copyright NHK (Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved. 許可なく転載を禁じます。