日本放送協会 理事会議事録  (平成18年 7月18日開催分)
平成18年 8月 4日(金)公表

<会 議 の 名 称>
 理 事 会

<会  議  日  時>
 平成18年 7月18日(火) 午前9時00分〜9時10分

<出   席   者>
 橋本会長、永井副会長、原田理事、畠山理事、小林理事、中川理事、
 小野理事、衣奈理事、石村理事、西山理事

 古閑監事、坂野監事

<場         所>
 放送センター 役員会議室

<議        事>
 橋本会長が開会を宣言し、議事に入った。

付議事項

1 審議事項

(1)第1025回経営委員会付議事項について


2 報告事項

(1)横浜新放送会館の基本設計について


議事経過

1 審議事項

(1)第1025回経営委員会付議事項について
(秘書室)
 7月25日(火)に開催される第1025回経営委員会付議事項につ
いて審議をお願いします。
 付議事項は、議決事項として「平成18年度の“約束”について」と
「NHKコンプライアンス会議の設置および同委員の選任について」で
す。審議事項として「平成19年度のラジオ国際放送について」、報告事
項として「地方放送番組審議会委員の委嘱・解嘱について」と「会計検
査院法第27条に基づく報告書の提出について」です。
 そのほか、会長報告などを予定しています。

(会 長)  原案どおり決定します。

2 報告事項

(1)横浜新放送会館の基本設計について
(技術局)
 横浜新放送会館の基本設計について報告します。
 横浜放送会館の移転については、新放送会館を神奈川県のホールと合
築整備することを、すでに、昨年9月に理事会の審議を経て、経営委員
会にも報告しています。場所は横浜市中区山下町で、現在の放送会館の
近くです。
 県と合築するこの建物は高さ約50メートル(鉄塔を含めた高さは約
110メートル)、地下1階から地上9階まであり、非常災害時の放送に
支障がでないように免震構造を採用します。また、人と環境にやさしい
建物としてバリアフリーや省エネルギー対策として太陽光発電なども導
入します。
 放送会館は1〜3階の低層部分などを専有します。
 ニューススタジオなど放送センター機能をワンフロア化して2階に集
中配置することにより、迅速かつ効率的なニュース制作および送出を行
い、緊急報道などの発信に的確に対応します。また、1階には、視聴者
プラザのとなりに汎用スタジオと汎用スペースを配置し、視聴者サービ
スに活用するほか、選挙や大規模災害時には報道拠点とするなど、多角
的な運用を図ります。さらに、共有アトリウムでは、公開番組や県との
協同イベントを展開し、文化創造の拠点として、地域のにぎわいも創出
します。3階は、電気室や機械室などを配置しています。
 今後のスケジュールについては、年内に詳細設計を終えたあと、来年、
平成19年に建設業者の入札を行い、同年5月に着工予定です。平成2
1年は横浜開港150周年にあたりますが、21年10月に竣工予定で
す。また、放送会館の運用開始は、21年度中を目指しています。

上記のとおり確認した。
  
      平成18年 8月 1日
                     会 長  橋 本 元 一   

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