| (報道資料) |
平成19年4月5日 NHK広報局 |
| 平成19年度“約束”の公表にあたって |
| 公共放送のあり方をめぐっては、視聴者のみなさまから多くのご意見を頂いています。 公共放送にとって変わらない役割は、放送の自主自律を堅持し、みなさまの安全・安心な生活を守り、知る権利に応え、だれもが知識や情報を共有したり、違いを超えて共感できるような場を提供することです。放送・通信融合時代の中で、みなさまの要望は、ニュース番組や災害報道の充実、教育番組や福祉番組の開発や充実、インターネットを活用したサービスなど多様化しています。また、21世紀の日本が直面するさまざまな問題を深く掘り下げる企画への挑戦も求められています。NHKへのご要望にさらに応えていくため、変化を恐れず変わっていくことも必要だと考えています。 視聴者のみなさまに、NHKの事業運営全般にわたる“約束”をお示しし、外部の専門家が視聴者の視点に立って達成状況を評価するNHK“約束”評価のしくみも3年目を迎えます。 これまでの“約束”評価結果によると、「放送に対する視聴者からの満足度は向上しつつあるが、放送・通信融合時代に向け、NHKは積極的に視聴者からの期待に応えていくべき。組織や経営に対する信頼回復は道半ばであり、経営のさらなる効率性や透明性が求められる」と指摘されています。 この評価結果をふまえた上で、私たちがめざすものを、平成19年度“約束”に込めました。“約束”評価のしくみは単年度ですが、数年先も見つめながら、その第一歩のつもりで掲げています。今後1年間私の責任において、“約束”達成に向けた工程管理を行っていきます。 |
日本放送協会 会長 橋本元一 |
| 平成19年度“約束” |
| 私たちがめざすもの | |
| 公共放送は、視聴者のみなさまのものと肝に銘じ、信頼され必要とされるNHK、社会に貢献するNHKをめざします。 そのために私たちは、みなさまの声に耳を傾けながら、これまで培ってきたすべての力(取材力・制作力・技術力・人材・伝送路・インフラストラクチャーなど)と負託された受信料を効率的に使って、最大の効果を上げていくことをお約束します。 |
|
| “約束”の達成度を計る指標として、4点を組み合わせていきます。 | |
| ・信頼されているか(放送・経営) | |
| ・必要とされているか(役に立つ、親しまれる、接触の度合い) | |
| ・社会に貢献しているか(質の高さ、影響力、先見性) | |
| ・効率的・効果的か(コストに見合う成果) | |
| 約束(1) 信頼される質の高い放送を通じて、社会や文化の発展に尽くします | |
| ・ いのちと暮らしを守り、確かな指針となる信頼される情報の発信 | |
| ・ 質が高く満足感のある多彩な番組を編成 | |
| ・ 様々な年齢層の期待に応える番組の充実 | |
| ・ 全国ネットワークを生かして地域に役立つ番組や、共に生きる社会を目指して貢献する番組の強化 | |
| ・ 次の世代を担う子ども・青少年向け番組の充実 | |
| ・ 国際放送による海外への情報発信を強化し、国際理解を促進 | |
| 約束(2) 経営に対する信頼性を確立します | |
| ・ 中長期の収支見通しを立て、みなさまへの還元策の検討も含む次期経営計画を策定 | |
| ・ 実効性のある内部統制の仕組みの構築 | |
| ・ 組織風土を改革し、不正の根絶とコンプライアンスの徹底 | |
| ・ 情報公開を推進し、透明性を確保 | |
| ・ 効率的な業務体制の構築と事業運営の実施 | |
| ・ 子会社等の役割を明確にし、効率的な事業運営を実施 | |
| 約束(3) 受信料の公平負担の徹底と、効率的な契約収納活動を行い、負託に応えます | |
| ・ 受信料制度の理解促進と公平負担の徹底 | |
| ・ 契約収納関係経費の削減 | |
| ・ より公平で合理的な受信料体系改定への取り組み | |
| 約束(4) 公共放送への理解を深めていただけるよう努めます | |
| ・ みなさまとの結びつきの強化 | |
| ・ 若い世代のNHKへの理解促進 | |
| ・ みなさまの声を経営や放送に反映 | |
| ・ 受信料をお支払いただいている方への優待サービス拡充 | |
| 約束(5) 先導性を発揮し、放送のデジタル化と高度化を推進します | |
| ・ デジタル放送の全国“あまねく”の推進 | |
| ・ デジタル放送への視聴者の理解促進 | |
| ・ インターネットを活用した新サービスの開発 | |
| ・ 技術開発における先導的役割を発揮 | |