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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年8月14日更新

オーストラリアのバンダバーグで、日本人が歩道橋の上で突き飛ばされた上、カバンを盗まれるという事件があったことから、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

オーストラリア01

オーストラリア北東部のバンダバーグで、5月12日の夜8時ごろ、駅の近くの歩道橋を歩いていた日本人が、いきなり何者かに背後から突き飛ばされ、けがをしました。
犯人は、さらに財布や携帯電話、パスポートなどを入れていた日本人のカバンを奪って逃走しました。

オーストラリア02

この事件を受けて現地の日本総領事館は、オーストラリアに渡航滞在する日本人に次のような注意を呼びかけています。
▽夜間、外を歩くときには、可能なかぎり人通りの多い場所を複数で歩くように心がける。
▽時間帯を問わず、歩きながらスマホを操作したり、イヤホーンを利用したりすると、犯罪者から狙われやすくなるので、控える。
ブリスベンの日本総領事館は、このような注意を呼びかけています。

オーストラリア03

2018年8月10日更新

インドでは、各地で大雨による大規模な洪水や土砂崩れが起きていて、南部では9日までの2日間に20人以上が死亡しました。

インド

インドでは、モンスーンと呼ばれる雨季に入っていて、南部や北部など国内の広い範囲で断続的に激しい雨が降り続いています。
このうち南部のケララ州では、8日からの大雨で大規模な洪水や土砂崩れが発生し、住宅が押し流されるなどして9日までに26人の死亡が確認されました。
現地では、いまも9人の行方がわからなくなっていて、懸命な捜索活動が続けられています。

インド2

この大雨は今後も数日間は続くとみられています。
インドでは、雨季が始まった6月下旬からこれまでに8つの州でおよそ800人が、土砂崩れに巻き込まれるなどして死亡しています。

インド3

このため日本の外務省は、インドをはじめ同じように雨季に入っているミャンマー、ベトナム、ラオス、カンボジアなど東南アジアに渡航・滞在する人に対して、最新の気象情報の入手に努めるとともに、河川には近づかず、適切な安全対策をとるように呼びかけています。

インド4

中東・中央アジア

2018年8月15日更新

ヨルダンの首都アンマンの近郊で、警備車両やアパートが爆破され死傷者が出る事件が続いたため、日本の外務省が注意を呼びかけています。

ヨルダン01

外務省によりますと、8月10日、ヨルダンの首都アンマンの北西およそ10キロにあるバルカ県フヘイス市の音楽祭会場の外で、警備していた治安警察の車両が爆破されるテロ事件がありました。
この爆発で憲兵隊員1人が死亡し、6人がけがをしました。

ヨルダン02

さらに翌日の8月11日には、治安当局がバルカ県にある爆発事件の関係者の潜伏先を捜索して銃撃戦になり、容疑者が潜伏先のアパートを爆破したため、治安機関のメンバー4人が死亡し、20数人がけがをしました。

ヨルダン03

ヨルダンにはイスラム過激派組織の支持者が多数いるとみられており、日本の外務省では今後も同じようなテロ事件が起きるおそれがあるとして、次のような注意を呼びかけています。

ヨルダン04

▽最新の治安関連の情報の入手に努める。
▽テロの標的になりやすい軍、警察、治安関連施設、公共交通機関、市場などでは周囲の状況に注意し、不審な人物や状況を察知したらすぐにその場を離れる。
▽現地当局の指示があれば、指示に従い冷静に行動する。
日本の外務省ではこうした注意を呼びかけています。

2018年8月13日更新

イスラム教の重要な宗教行事「犠牲祭」が、ことしは8月下旬から行われますが、この期間に過激派によるテロ攻撃のおそれもあるため、日本の外務省は海外に渡航・滞在する人に対して注意を呼びかけています。

イスラム

犠牲祭はラマダン明けの祭りと並ぶイスラム教の重要な宗教行事で、イスラム教徒は神に羊やヤギを捧げます。
今年の犠牲祭の期間は8月21日から24日ごろまでで、中東やアジアのイスラム圏の国々では休日になるほか、イスラム圏でない国でもイスラム教徒が多く住む地域では、犠牲祭に関連した宗教行事が行われます。
日本の外務省では、犠牲祭の期間はイスラム教徒の信仰心が高まることなどから、IS=イスラミックステートなどの過激派が、存在感を示すためにテロ攻撃などを行うおそれがあるとして、犠牲祭の期間中やその前後に海外に渡航・滞在する人に対してテロなどの不測の事態に巻き込まれないよう、次のような注意を呼びかけています。
▽報道などから最新の治安情報の入手に努める。
▽テロの標的になりやすい政府・軍・警察関連の施設、モスクなどの宗教関連施設などでは、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したらすぐにその場を離れる。
日本の外務省では、こうした注意を呼びかけています。

南北アメリカ

2018年8月9日更新

ブラジルでは、スマートフォンを強奪されそうになった際に抵抗した人が殺害される事件があったことから、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

ブラジル01

先月31日の午後7時40分ごろ、ブラジル北部の都市マナウスで、バスを待っていた人のところにバイクに乗った2人組が近づき、スマートフォンを渡すよう迫りました。
しかし被害者はこれを拒否して抵抗したため、犯人は拳銃を発砲して逃走しました。
被害者は病院に運ばれましたが、死亡しました。
この事件を受けて現地マナウスの日本総領事館は、強盗に襲われたときには次のように対応するよう、注意を呼びかけています。

ブラジル02

▽急な動作をすると犯人を刺激するので、慌てずに冷静に行動する。
▽犯人の要求には逆らわず、絶対に抵抗しない。
▽顔を覚えられたと思われないようにするため、犯人の顔は見ない。
▽犯人に無断でポケットやカバンなどに手を入れると、反撃の動作ではないかと誤解されることがあるので、両手を挙げた体制からポケットを指さすなど、犯人を刺激しない工夫をする。
マナウスの日本総領事館は、このような注意を呼びかけています。

2018年8月8日更新

メキシコで日本人が乗った車が信号待ちをしているときに窓ガラスを割られ、貴重品を奪われる事件が相次ぎました。

メキシコ01

レオンの日本総領事館の発表によりますと、最初の事件は5月下旬で、午後6時半ごろ、メキシコ中部のイラプアトにあるマリアノ・アバソロ通りで、日本人が運転していた車が交差点で信号待ちをしていました。
そこへ、バイクに乗った2人組の男が車の助手席側に近づいて窓ガラスを工具のようなものでたたき割り、座席に置いてあったバッグを奪い逃走しました。
また、イラプアトでは、7月中旬にも午後7時すぎに別の交差点で、信号待ちをしていた日本人の車の窓ガラスが割られ、貴重品を奪われる事件がありました。
こうした事件は、少年のグループが盗んだバイクで犯行を繰り返しているもので、日本人だけを狙ったものではなくメキシコ人も被害に遭っているということです。

メキシコ02

このためメキシコ・レオンの日本総領事館では、メキシコに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽車を運転するときはバッグや貴重品を助手席や後部座席に置かず、トランクなど外から見えにくい場所に置く。
▽車を停車させるときは、近くに不審者や不審な車が接近してこないか確認する。
▽交差点では、車の前に1台分のスペースを空けておき、襲われそうに感じたら逃げる態勢をとっておく。
レオンの日本総領事館では、こうした注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年8月16日更新

イギリス・ロンドンの中心部で14日、車が議会議事堂前のバリケードに突っ込み付近にいた3人がけがをした事件で、警察は車を運転していた29歳の男を拘束し、テロの可能性があるとみて捜査しています。

イギリス01

ロンドン中心部で14日朝、道路を走っていた車が突然方向を変えて歩道などを横切り、自転車に乗っていた人などに接触したあと議会議事堂前のバリケードに突っ込んで、付近にいた3人がけがをしました。
警察は車を運転していた29歳の男が故意に人をはねようとしたとしてその場で身柄を拘束し、テロの可能性があるとみて経緯や背景を捜査しています。

イギリス02

現場はウェストミンスター寺院やビッグベンなど有名な観光地が密集している地域で、夏の観光シーズンとあってこの日も周辺には日本人観光客の姿が見られました。

イギリス03

日本の外務省はイギリスに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の関連情報の入手に努める。
▽やむをえずテロの標的となりやすい公共交通機関、観光施設、デパート、市場、コンサートなどのイベント会場、政府施設といった場所を訪れるときは、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる。
外務省ではこのように呼びかけています。

2018年8月9日更新

フランスの首都パリには多くの観光客が訪れますが、観光地や地下鉄の車内などで日本人がスリにあう被害が多発しているため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

フランス01

スリの被害の具体例です。
▽地下鉄の車内のケースでは、日本人が数人の女性に囲まれました。
このときにハンドバッグの中の貴重品を盗んだものと見られます。
犯行グループは、次の停車駅で電車の扉が閉まる直前に、一斉に電車から降りて逃走しました。

フランス02

▽凱旋門やルーブル美術館などの観光地のケースでは、数人のグループが日本人を囲むようにして署名を求めました。
振り払ってその場を離れましたが、気がついたときにはバッグの中の貴重品が盗まれていました。

フランス03

▽地下鉄のホームのケースでは、男性から「背中が汚れているので上着を脱いだ方がよい」と指摘され、その汚れを拭いている間に、足元に置いていたバッグがなくなっていました。

フランス04

▽空港に向かう高速地下鉄の車内のケースでは、わざとコインをまき散らし、コイン拾いを手伝っているうちに、荷物を持ち去られました。
こうしたスリの被害にあわないために、フランスの日本大使館は次のような注意を呼びかけています。

フランス05

▽電車内の被害は混雑時に起きているので、混雑した車両には乗らず、次の電車を待つ。
▽ハンドバッグなどは、留め具やファスナーをしっかり閉める。
▽財布や貴重品は見えないところに分散して持つ。
フランスの日本大使館は、このような注意を呼びかけています。

フランス06

アフリカ

2018年8月16日更新

シエラレオネでは治安情勢は比較的安定していますが、西アフリカではイスラム過激派によるテロ事件が続発しているため、注意が必要です。

シエラレオネ01

シエラレオネでは2002年の内戦終結以来、平和定着の取り組みが行われて内戦からの復興が着実に進み、治安も内戦時に比べて大幅に改善しました。
2018年3月の大統領選挙の結果、野党候補が勝利して新大統領に就任しましたが、これまでのところ治安は比較的安定しています。

シエラレオネ02

一方、アフリカ西部では2015年11月マリの首都バマコで、2016年1月にはブルキナファソの首都ワガドゥグで、3月にはコートジボワールの観光地グラン・バッサムで、それぞれイスラム過激派組織によるテロ事件が発生しました。
また2018年3月には、再びブルキナファソの首都ワガドゥグでテロ事件が発生し、「イスラムとムスリムの支援団」が犯行声明を出しています。

シエラレオネ03

シエラレオネ政府はPKO活動への貢献としてマリに軍隊を派遣しているため、イスラム過激派組織から報復の標的となる可能性を排除できません。
こうしたことから日本の外務省はシエラレオネについて、引き続き全土に「十分注意」の危険情報を出して、安全確保に努めるよう呼びかけています。

シエラレオネ04

2018年8月15日更新

ジンバブエでは、大統領選挙の開票作業に不正があったとする野党側と締め付けを強める政権側の対立で依然混乱が続いており、渡航・滞在する人は注意が必要です。

ジンバブエ01

ジンバブエでは、7月30日に大統領選挙が行われ、去年11月の事実上のクーデターで失脚したムガベ氏に代わって大統領に就任したムナンガグワ氏が当選しました。
しかし野党側は開票作業に不正があったとして激しい抗議を続け、8月1日には首都ハラレでデモ隊と軍が激しく衝突し、デモ隊の一部は道路をふさいで路上で火を放つなど暴徒化し、6人が死亡しました。

ジンバブエ02

さらに野党側は8月10日、選挙の無効を求める訴えを憲法裁判所に起こし、ムナンガグワ氏の大統領就任式は延期されることになりました。
これに対して政権側は、隣国に逃れようとした野党の有力幹部を、暴動を扇動したとして一時拘束するなど締めつけを強めており、ジンバブエでは依然混乱が続いています。

ジンバブエ03

こうした状況にジンバブエの日本大使館では、不測の事態に巻き込まれないよう、情勢が安定するまで、首都ハラレの中心部への不要不急の渡航は控えるとともに、暴動などに遭遇したときはすぐにその場を離れるように呼びかけています。