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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2019年4月12日更新

ミャンマーで少数民族の武装組織が、4月12日から18日まで自宅にとどまるよう求める声明を出したことから、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ミャンマー01

ミャンマーの日本大使館によりますと、少数民族の武装組織アラカン軍がネット上に声明を出し、4月12日午後6時から18日午前6時までの間、ネピドーやヤンゴン、マンダレー、バゴー、タウングー、モーラミャイン、ダウェーなどに住む人たちに、自宅にとどまるよう警告しているということです。

ミャンマー02

声明の真偽は不明ですが、ミャンマーでは4月13日から17日までの間、各地で伝統行事の水掛け祭りが開催され、大勢の人でにぎわい交通規制が敷かれるなど、相当な混雑が予想されています。
さらに、混雑を狙ってひったくりやスリ、それに置き引きなどの犯罪や飲酒運転による交通事故も多発しています。
このためミャンマーの日本大使館では、ミャンマーに渡航、滞在を予定している人に対して、不測の事態に巻き込まれないよう次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報を入手する。
▽外出する時は、周囲の状況に注意を払う。
▽水掛け祭りの会場周辺などでは水をかけられることがあるため貴重品には防水対策をする。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

ミャンマー03

2019年4月11日更新

総選挙を控えたインドで、選挙関係者が乗った車両が反政府武装集団が仕掛けたとみられる爆発物で爆発し、5人が死亡するテロ事件が起きました。

インド

4月9日、インド中部のチャッティースガル州で、与党「インド人民党」の州議会議員の乗った車が走行中、突然爆発しました。
この爆発で、乗っていた州議会議員と護衛の警察官ら合わせて5人が死亡しました。

インド2

警察の調べによりますと、道路に仕掛けられていた爆発物が遠隔操作で爆発したとみられるということで、警察は、反政府武装集団マオイストの犯行とみています。

インド3

インドでは、総選挙の投票が4月11日から5月19日まで選挙区ごとに行われ、5月23日に一斉に開票されることになっていますが、マオイストは政府の経済政策に反発して投票のボイコットを呼びかけ、政府の建物や警察などを狙った襲撃事件を繰り返しています。

インド4

日本の外務省では、テロなど不測の事態に巻き込まれないよう、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報の収集に努める。
▽テロの標的になりやすい、政府機関や軍・警察などの治安当局の施設、宗教関連施設、外国系の有名ホテルなどには、できるだけ近づかない。
▽外国人が多く利用する商業施設などでは、手短に用事をすませる。
日本の外務省では、こうした注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2019年4月9日更新

中央アジアのキルギスでは、法律の改正によって、公共の場で酒を飲んだり酔った状態でいると罰金を科せられることになり、渡航や滞在に注意が必要です。

キルギス1

キルギスでは、ことし1月1日から違法行為や軽犯罪に関する法律が改正され、施行されました。
これによって路上、公園、スタジアム、公共交通機関内など公共の場所での飲酒行為が禁止されたほか、酔った状態で公共の場所に出かけると、個人の場合、5500ソム・日本円でおよそ8800円、企業など法人と契約関係にあると1万7000ソム・およそ2万7200円の罰金が科せられるおそれがあります。
また、飲酒状態に暴力行為を伴うと、罰金が個人の場合、6万ソム・日本円でおよそ9万6000円、法人の場合、8万ソム・およそ12万8000円に引き上げられます。

キルギス2

法律の施行後、日本人も類似行為を起こしているため、キルギスの日本大使館では、キルギスに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽公共の場所では飲酒をしない。
▽酒に酔った状態で公共の場所に出て騒いだり、けんかしたりしない。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

キルギス3

2019年3月27日更新

イスラエルとパレスチナ暫定自治区のガザ地区との間で武力衝突が続く中、イスラエル政府は攻撃の強化を辞さない構えで、事態の悪化が懸念されています。

イスラエル

パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、イスラエル軍がロケット弾攻撃への報復として空爆を行い、ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがロケット弾で応酬するなど衝突が続いています。
ハマス側からは一時、停戦合意の情報が出るなど、暴力の応酬は現時点で止んでいますが、イスラエルのメディアは26日、政府関係者の話として「停戦合意には至っておらず、攻撃はいつでも再開できる」と伝えています。
また、イスラエル軍はガザ地区との境界に戦車部隊を集結させているほか、予備役の兵士を招集するなど臨戦態勢を強化しています。
ネタニヤフ首相は26日、「国と国民を守るためにさらに攻撃する用意がある」と述べ、さらなる空爆も辞さない構えを示していて、事態の悪化が懸念されています。

イスラエル2

イスラエルとパレスチナ暫定自治区について日本の外務省は、これまでガザ地区とその境界周辺には「渡航中止勧告」の危険情報を出して、渡航・滞在を避けるよう呼びかけています。

イスラエル3

南北アメリカ

2019年4月17日更新

アルゼンチンで、日本人が運転する車が交差点付近で止まっていた際に、窓ガラスを割られ、車内に置いてあったバッグを奪われる事件がありました。

アルゼンチン01

4月5日夕方、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのサン・ニコラス地区にある交差点付近で、日本人男性が車を止め、スマートフォンで道路の渋滞情報を確認していたところ、近づいて来た男が助手席側の窓ガラスを何かでたたき割りました。
男は助手席の足元に置いてあった、財布やパソコンなどの入ったバッグを奪い、近くにいた仲間のバイクに乗って逃走しました。
日本人男性は家に帰る途中で、けがはありませんでした。

アルゼンチン02

このためアルゼンチンの日本大使館では、アルゼンチンに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽車を運転するときは、荷物は外から見えないようにして床に置くか、トランクに入れて置く。
▽できれば窓に外から見えにくくするフィルムを貼る。
▽運転中は、高価な腕時計や指輪は身につけず、携帯電話も外から見えるところには置かない。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

アルゼンチン03

2019年4月16日更新

竜巻のシーズンに入っているアメリカで、南部ミシシッピ州などで8人が死亡する竜巻の被害がありました。 竜巻のシーズンにアメリカを旅行する人は、注意が必要です。

アメリカ01

アメリカ南部のテキサス、ルイジアナ、ミシシッピ、それにアラバマの4つの州では、4月13日から14日にかけて広い範囲で激しい雨や風となり、少なくとも16の竜巻が確認されました。

アメリカ02

竜巻の被害に遭った一帯では、家屋が激しく壊れたり車が横転したりして、これまでに8人が死亡したということです。

アメリカ03

アメリカでは3月3日にもアラバマ州で、竜巻によって住宅が倒壊し、23人が死亡する被害が出ています。

アメリカ04

アメリカ南部と中西部では、3月から6月ごろにかけて積乱雲が発達しやすい気象条件になってしばしば巨大な竜巻が発生し、毎年のように竜巻による死傷者が出たり、多くの建物が壊れるなどの被害が出ています。

アメリカ05

このため日本の外務省では、竜巻のシーズンにアメリカの南部と中西部に渡航・滞在する人に、次のような注意を呼びかけています。
▽テレビ、ラジオのニュースや各州当局のホームページなどから最新の気象情報の入手に努める。
▽竜巻が迫ってきたり、竜巻に巻き込まれたりしたときは警報などに従って安全確保に努める。
▽竜巻の被害に遭ったときは、自分の被害状況などを日本の留守家族や現地の大使館や総領事館に連絡する。
▽万一に備えて、家族や職場などに日程や渡航先での連絡先を伝えておく。
日本の外務省では、こうした注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2019年4月16日更新

ドイツでは各地で爆破予告のために警察が出動する騒ぎが続いており、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

ドイツ01

ドイツ・デュッセルドルフの日本総領事館によりますと、ドイツでは3月末から各地で商店街などに爆破予告が続き、警察が出動して現場への立ち入りを規制したり、自治体が住民に避難させたりする騒ぎになっています。

ドイツ02

4月に入ってからは、3日に西部ノルトライン・ウェストファーレン州のビーレフェルト市中心部に、また翌日の4日には同じノルトライン・ウェストファーレン州のゲルゼンキルヒェン市の商店街にそれぞれ爆破予告があったため、警察が周辺の立ち入り規制を行い、危険物がないか捜索しました。

ドイツ03

これまでのところは実際に爆発物が見つかったり、被害が出たりしたことはありませんが、デュッセルドルフの日本総領事館では、現地に渡航・滞在する人に対して、爆破予告などで警察が出動したり立ち入り規制が行われたりしている現場に遭遇した場合は、現場の警察官の指示に従い、すぐに現場から離れるように注意を呼びかけています。

2019年4月5日更新

フランスのマルセーユで、女性が首を刺されて死亡し、携帯電話を奪われる事件がありました。

フランス

フランス、マルセーユの地下鉄ラ・ティモンヌ駅の付近で、3月17日の午後9時すぎ、何者かが21歳の女子大学生の首を刃物で刺し、携帯電話を奪って逃走しました。

フランス2

被害者の女性は病院に運ばれましたが、死亡しました。この事件を受けて現地マルセーユの日本総領事館は、
▽外出時に携帯電話やスマートフォンを使う際は目立たないようにし、使用する時間をできるだけ短くする。
▽夜間の徒歩での外出はできるだけ避ける。
▽万が一、強盗に襲われたときには抵抗せず、犯人の要求する金品を手渡す。
マルセーユの日本総領事館は、このような注意を呼びかけています。

フランス3

アフリカ

2019年4月17日更新

アフリカのスーダンで、クーデターで実権を握った軍の評議会を率いるイブンオウフ国防相が、就任からわずか1日で突然、辞任を表明しました。しかしデモ隊は速やかな民政への復帰を求めていく構えのため、混乱が収まるかは不透明で、日本の外務省では、一部地域の危険情報を引き上げました。

スーダン01

スーダンでは4月11日、反政府デモを背景に軍がクーデターを起こし、30年にわたり政権を率いてきたバシール大統領を拘束したうえ、軍主導の評議会は2年後に選挙を行うまで国を統治すると発表しました。

スーダン02

しかし、この評議会を率いることになったイブンオウフ国防相が、わずか1日経った12日夜、突然、国営テレビで演説し、評議会トップからの辞任を表明しました。
スーダン国内では、軍が国を統治することに強い反発が出ていることから、反発を和らげようという狙いがあるものとみられていますが、クーデターが起きた11日以降もデモが行われ、参加者が死亡する事態になっています。

スーダン03

こうした状況を受け日本の外務省は、スーダンのうちハルツーム、北コルドファン、紅海、カッサラ、ガダーレフ、北部、ナイル、センナール、ゲジーラ、それに白ナイルの各州に出していた「十分注意」の危険情報を、「不要不急の渡航中止勧告」に引き上げました。
一方、そのほかの地域に出している「渡航中止勧告」は継続しました。

スーダン04

2019年4月15日更新

ナミビアの首都の路上で日本人旅行者が強盗の被害にあい大けがをする事件があり、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ナミビア

4月11日夜7時過ぎ、ナミビアの首都ウィントフークで日本人旅行者が歩いていたところ何者かにポケットをナイフで切られ、現金、パスポート、クレジットカードなどを奪われました。
旅行者はこの際太ももを切られ、5針縫う大けがをしました。
ナミビアは、貧困と高い失業率の影響で、雇用の機会を求めて地方から都市部へ人口が流入しており、首都ウィントフークでは不法居住者の地域が毎年拡大して、治安の悪い状態が続いています。
特に外国人旅行者は、外貨の現金やカメラ、スマートホンなどを持っていることから、強盗などの標的になっているといわれています。
このため現地の日本大使館は、ナミビアに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽見知らぬ人に声を掛けられても相手にしない。
▽金品や電子機器などが目立たないようにする。
▽不審な人物につけられていないか注意する。
▽短い距離の移動でもできるだけタクシーを使う。
こうした注意を呼びかけています。

ナミビア2