NHKワールド・ラジオ日本

海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2019年2月18日更新

インドネシアのバリ島では、来月7日がニュピ祭にあたり、電灯の使用や外出などが制限されます。

インドネシア1

ニュピ祭は、断食とめい想に専念するバリ・ヒンズー教の精神修養を行う日です。

インドネシア2

バリ州政府の通達によりますと、
▽3月7日の午前6時から翌8日の午後6時まで、火と電灯を使用しないこと、外出をしないこと、娯楽など静粛を妨げる行為を行わないこと、としているため、ホテルからの外出が出来なくなります。
▽またデンパサール国際空港は、国内線、国際線ともに航空機の離着陸が禁止されます。
そして、飲食店や商店などの営業も禁止されます。

インドネシア3

日本の外務省は、これらの制限は外国人を含むすべての人に適用されることから、十分注意してほしいと呼びかけています。

2019年2月15日更新

インドとパキスタンが領有権を争っているカシミール地方のインド側の町で、治安部隊の車列が武装グループに襲撃されて多数の隊員が死亡する事件が起きました。

インド1

2月14日、カシミール地方のインド側が実効支配しているジャム・カシミール州で、幹線道路を走っていた治安部隊の車列が銃や爆発物などで武装したグループの襲撃を受けました。

インド2

警察によりますと、この襲撃で治安部隊の隊員18人が死亡、30人以上がけがをしました。
事件のあと、ジャム・カシミール州のパキスタンへの併合を求めるパキスタンの過激派組織がインターネット上に犯行を認める声明を出しました。

インド3

カシミール地方では3年前、パキスタンの過激派組織がインド軍の施設を襲撃したのに対し、インド軍が報復としてパキスタン側に越境して過激派組織の拠点を攻撃し、それまで改善に向かっていたインドとパキスタンの関係が冷え込みました。
これ以降、武装グループによる同様の襲撃事件が急増していて、今回の事件を受けて両国の緊張がさらに高まっています。

インド4

日本の外務省ではジャム・カシミール州について、停戦合意に基づく管理ライン付近に「退避勧告」の危険情報を出すなど、州全域に「退避勧告」から「十分注意」までの危険情報を出して、渡航・滞在する人に注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2019年2月15日更新

クウェートでは、2月下旬に独立記念日と解放記念日がありますが、例年この時期は、若者たちが深夜まで路上で大騒ぎをするため、騒ぎに巻き込まれないよう注意が必要です。

クウェート1

クウェートは、2月25日が1961年にイギリスから独立した独立記念日、また、翌日の2月26日は、1991年の湾岸戦争でイラクの占領から解放された解放記念日です。

クウェート2

例年この時期は、繁華街で若者や子どもたちが路上に繰り出して深夜までお祭り騒ぎをするため、周辺の道路は激しい交通渋滞を起こします。
特に湾岸道路は、多くの飾りをつけた車やバイクがクラクションを鳴らしながら、スピードを落として集団走行するため、交通は大混乱し、車両での移動が困難になります。
過去にこのような騒ぎに巻き込まれて、日本人がけがをしたこともあります。

クウェート3

クウェートの日本大使館では、この時期にクウェートに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽深夜の外出はなるべく避ける。
▽車に乗るときは必ず窓を閉め、ドアをロックする。
▽繁華街や湾岸道路周辺など、騒ぎが起きると予想されたり、多くの人が集まったりする場所に行くときは、周囲の状況に十分注意する。
クウェートの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2019年2月14日更新

イランでは、13日、精鋭部隊の革命防衛隊を狙った自爆テロで兵士ら27人が死亡し、この地域で活動するイスラム教スンニ派の過激派組織が犯行を認める声明を出しました。

イラン

イランの国営メディアによりますと、南東部シスタン・バルチスタン州のパキスタンとの国境付近で13日、精鋭部隊の革命防衛隊のバスに爆弾を積んだ車が追突し、爆発しました。

イラン2

バスには、国境警備の任務を終えた兵士らおよそ40人が乗っていましたが、この爆発で27人が死亡しました。
爆発は、車を使った自爆テロとみられており、この地域で活動するイスラム教スンニ派の過激派組織が犯行を認める声明を出しました。
事件についてイラン外務省のガセミ報道官は「殉職した人たちのために報復を行う」としています。

イラン3

イランでは去年の9月22日、軍事パレード中に武装グループが銃を乱射して、兵士や市民ら25人が死亡するテロ事件がありました。
また10月には、今回と同じ過激派組織がイラン南東部で、革命防衛隊の兵士10人を拉致する事件を起こしています。
さらに12月6日には、警察署の前で車両が爆発する自爆テロがあり、警察官2人が死亡しました。

イラン4

このようにイランではテロが続いていることから、イランの日本大使館は、注意を呼びかけています。

南北アメリカ

2019年2月19日更新

ハイチでは、大統領の辞任を要求するデモが暴徒化しており、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ハイチ1

ハイチではことし2月にモイーズ大統領の就任2年を迎えましたが、これに合わせて大統領の辞任を要求する反政府デモが各地で行われています。
首都ポルトープランスなどでは、デモ隊が暴徒化して、道路をふさいだり道路でタイヤを燃やしたりしているほか、商店への略奪やホテルへの投石などを行っています。
これに対して治安部隊も鎮圧のために催涙ガスを発射するなどしていて、混乱が収まる様子はありません。

ハイチ2

こうした状況にハイチの日本大使館では、不要不急の渡航は止めるよう呼びかけるとともに、すでに現地に滞在している人に対しては、次のような注意を呼びかけています。
▽治安情勢に関する最新の情報を入手する。
▽夜間・早朝及び不要不急の外出は控える。
▽移動するときは決してデモや集会に近づかない。
▽デモ隊や群衆に遭遇したときは、直ちにその場を離れる。
▽食料品や水を備蓄しておく。
ハイチの日本大使館ではこうした注意を呼びかけています。

2019年2月13日更新

カリブ海の島国トリニダード・トバゴの観光地で、外国人観光客を狙った強盗事件が相次いでいます。

トリニダードトバゴ

トリニダード・トバゴの日本大使館によりますと、2月2日、トバゴ島ブラックロックのビーチで、カナダ人夫婦が日光浴をしていたところ、近づいて来た2人組の男に顔を殴られた上、財布と携帯電話を奪われました。
また、6日には、トバゴ島アーノスベールのビーチで、散歩をしていたイギリス人夫婦が拳銃を持った男に襲われ、現金やカメラなどを奪われたということです。

トリニダードトバゴ2

トリニダード・トバゴでは、外国人観光客が増える2月や3月のカーニバルシーズンに犯罪が多発していて、2016年2月には、滞在中の日本人女性が殺害される事件がありました。

トリニダードトバゴ3

このためトリニダード・トバゴの日本大使館では、現地に渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽昼間でも、周囲の状況に気を配る。
▽現金や貴重品は人に見せないようにする。
▽被害に遭っても抵抗しない。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

トリニダードトバゴ4

ヨーロッパ

2019年2月18日更新

世界中から多くの観光客が訪れるフランスの首都パリの地下鉄で、座席に硫酸がついているのに気づかずに座った女性が、やけどをしました。

フランス1

フランスのパリで今月13日の午後5時30分ごろ女性の旅行客がプラス・デ・フェット駅からメトロ11番線の地下鉄に乗り、車内で折りたたみ式のイスに座ったところ、太ももに激しいやけどをしました。
座席の近くには底が溶けているように見えるボトルがあり、茶色がかった液体が入っていました。
このボトルを男性の乗客が拾おうとしたところ、今度は、この男性が手にやけどをし、この2人は病院に搬送されました。
通報を受けて駆けつけた消防士がボトルを回収し、警察の中央研究所で調べたところ中に入っていた液体は硫酸であることがわかりました。

フランス2

この液体が、何者かによって故意に座席にまかれたのかどうかは、わかっていません。
また、この2日後の15日の朝、パリ・メトロ1号のバスティーユ駅構内で乗客どうしが口論になり、20歳の男性が若い男から突然スプレーをかけられ、顔と両腕に大けがをする事件が起きました。
この事件で男性は命の危険がある状態だということですが、容疑者は現在、逃走中です。
また使われたスプレーについては現在分析中ですが、症状から、酸の可能性が高いということです。

フランス3

警察は、これら2つの事案に関連は見られず、テロではないとしていますが、フランスの日本大使館は、地下鉄やバスなど公共交通機関の車内で不審な液体を発見したときには、むやみに触らないよう十分注意をして欲しいと呼びかけています。

フランス4

2019年2月13日更新

イタリアのミラノ駅前で、日本人女性が2人組の男に襲われてバッグなどを奪われる事件があり、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

イタリア

2月2日午後10時半ごろ、ミラノの中央駅前広場で、出張で訪れていた30代の日本人女性が1人で歩いていたところ、2人組の外国人の男に襲われました。
女性は羽交い締めにされたあと倒され、持っていたバッグと服のポケットに入っていたものすべてを奪われた上、首と足にけがをしたということです。

イタリア2

ミラノ中央駅では、1月にも日本人男性が地下通路を歩いていたところを強盗に襲われ、けがをする事件が起きたばかりです。
ミラノ中央駅構内や周辺地域は、強盗のほかスリなどの被害が多発していて、総領事館にも日本人の被害の報告が相次いでいます。
このためミラノの日本総領事館では、現地に渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報を入手する。
▽ミラノ中央駅や周辺地域に、1人で近づかない。
▽もし1人で近づく場合は、警察などが警戒している人通りのある場所を選ぶ。
▽多額の現金や高額な時計などの装飾品を持ち歩かない。
日本総領事館では、こうした注意を呼びかけています。

イタリア3

アフリカ

2019年2月19日更新

エジプトの首都カイロで、警察に追われていた男が爆発物を爆発させて自爆し、警察官2人が死亡しました。

エジプト

2月18日夜、カイロの中心部で、警察に追われていた男が爆発物を爆発させ自爆しました。
この爆発で警察官2人が死亡、軍の関係者数人がけがをしました。
エジプト内務省によりますと、自爆した男は先週、ピラミッドのあるギザ地区の検問所に手製の爆弾を仕掛けた疑いがあり、警察が所在を割り出して追い詰めたところ、爆発物を爆発させたということです。
現場はカイロ中心部にあるアズハルモスクの近くで、周辺にはモスクや城壁などの歴史的な建造物や、エジプト最大の市場などが集まり観光名所にもなっています。
エジプトでは去年12月、ギザ地区で、道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発し、ベトナム人観光客など4人が死亡したほか、軍などを狙った爆弾テロが散発的に起きています。
こうしたことからエジプトの日本大使館では、エジプトに渡航、滞在する人に対して次のような注意を呼びかけています。
▽テロの標的になりやすい軍・警察などの政府関係機関や、主要インフラ施設、デモ・集会などには近づかない。
▽観光施設や公共交通機関、教会、モスクなど不特定多数の人が集まる場所では周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したらすぐにその場を離れる。
こうした注意を呼びかけています。

2019年2月7日更新

アフリカ中部のカメルーンで、日本人男性が路上で強盗に襲われる事件があり、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

カメルーン1

1月25日午後7時半ごろ、カメルーンの首都ヤウンデにあるバストス地区の路上を歩いていた日本人男性が、複数の男たちに囲まれました。
男たちは日本人男性を押し倒した上、殴るなどしてけがをさせ、現金などが入ったウエストバッグを奪って逃走しました。

カメルーン2

このためカメルーンの日本大使館では、カメルーンに渡航、滞在を予定している人に対して次のような注意を呼びかけています。
▽現地の最新治安情報を入手する。
▽夜間や早朝の不要不急の外出を避ける。
▽移動するときは、なるべく車を利用する。
▽地元の人が使わないような近道を利用しない。
▽現金やパスポートなど貴重品は1か所に入れて保管せず分散して持つ。
▽時々、後ろを振り返るなどして警戒している様子を見せる。
▽万が一、強盗に襲われたときは、身の安全を考え、抵抗したり反撃したりしない。
カメルーンの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

カメルーン3

カメルーン4