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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
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地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年12月13日更新

マレーシア有数のリゾート地ペナン島で、12月に入ってから強盗やひったくりなどの事件が多発し、日本人の被害も出ているため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

マレーシア

マレーシア・ペナンの日本総領事館によりますと、ペナン島では12月に入ってから中心部のジョージタウンで、白昼の強盗やひったくり、それに信号や渋滞で止まっている車を対象にした盗難事件が多発しています。
この中には日本人が現金やパスポートを盗まれる被害も出ているということです。

マレーシア2

ペナン島はマレーシア有数のリゾート地で、日本人にも人気があり、特に年末年始の時期は多くの日本人観光客が訪れます。

マレーシア3

このためペナンの日本総領事館では、次のような注意を呼びかけています。
▽車に乗ったときは、貴重品は車の外からは見えないところに置く。
▽車から離れるときは、貴重品は必ず持って出る。

マレーシア4

▽バッグなどを肩から掛けて歩いている場合、バイクを使った窃盗犯にバッグを引っ張られて転倒したという事例もあるので、不審なバイクが近づいてきたら特に注意する。
ペナンの日本総領事館では、こうした注意を呼びかけています。

2018年12月11日更新

インドでは、破壊されたイスラム教のモスクの跡地にヒンドゥー教寺院の建設を求める大規模なデモが行われ、来年の総選挙を前に宗教間の対立激化が懸念されています。

インド

デモは9日、インドの首都ニューデリーで行われ、主催者の発表で20万人以上のヒンドゥー教徒らが集まりました。
参加者たちはインド北部の町、アヨーディヤでかつて破壊されたイスラム教のモスクの跡地にヒンドゥー教の寺院を建設するよう求めました。

インド2

アヨーディヤは16世紀に当時のムガル帝国がヒンドゥー寺院を破壊してイスラム教のモスクを建設したとされ、その歴史に反発する過激なヒンドゥー教徒の一団が26年前にモスクを破壊、その後ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の衝突が全国に広がるきっかけとなりました。
モディ首相率いる与党のインド人民党は、前回の総選挙でアヨーディヤでのヒンドゥー教寺院建設を公約に掲げて政権の座につきましたが、その後具体的な見通しを示しておらず、デモの参加者はこれ以上待てないとして寺院の建設を急ぐよう訴えました。

インド3

この問題は、来年5月にも行われる見通しの総選挙で争点に浮上する可能性があり、今後、2つの宗教間の対立が激しさを増すことが懸念されています。
こうした状況を受けインドの日本大使館では、インドに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報を入手する。
▽デモに遭遇したときは、近づかずその場を離れる。
▽出来るかぎり、イスラム教徒が多く住む地域に近づかない。
インドの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

インド4

中東・中央アジア

2018年12月11日更新

イランで6日、警察署前で車両が爆発して少なくとも2人が死亡し、警察は自爆テロとみて捜査しています。

イラン

イランの国営テレビによりますと、6日午前11時ごろ、南東部の都市チャバハルの警察署前で車両が爆発しました。
警察によりますと、車両は警察署の敷地に入ろうとしたところを止められてその直後に爆発し、これまでに少なくとも警察官2人が死亡したほか、市民らおよそ30人がけがをしたということです。
警察は自爆テロとみて捜査しています。
イランではことし9月にも南西部アフワズで軍事パレードの会場を狙ったテロ事件が起き、軍の精鋭部隊である革命防衛隊の兵士など25人が死亡しています。
日本の外務省ではチャバハルに「不要不急の渡航中止勧告」の危険情報を出していますが、イランの日本大使館では、イランに渡航、滞在を予定している人に対して、今後、ほかの地域でも同じような事件が起きるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

イラン2

2018年12月10日更新

トルコ最大の都市イスタンブールで、子どももメンバーの一員となっていると見られる犯罪グループによって、日本人がスリの被害にあいました。

トルコ

イスタンブールのエスキシェヒル地区で先月末の夜7時ごろ、日本人の目の前で10歳ぐらいの女の子が転びました。
日本人がこの様子に気を取られている間に、後ろにいた別の女性が、日本人がポケットに入れていた携帯電話を盗みました。
日本人は、しばらくしてから被害に気づきましたが、転んだ女の子も犯罪グループのメンバーで、被害者の気をそらすためにわざと転んだと見られています。
被害にあった日本人はこのあと、「携帯電話を探す機能」を使ってこの電話を「盗難モード」に設定したところ、2日後に、トルコ語で「盗まれた携帯電話が見つかりました。位置情報はこちらです」というショートメッセージが届きました。
しかし、このメッセージに記されたリンクを開いたところ、携帯電話を探す機能がロックされ全く追跡が出来なくなりました。
送られてきたメッセージは、犯人が送信した偽物とみられるということです。

トルコ2

こうした被害を避けるため、イスタンブールの日本総領事館は次のような注意を呼びかけています。
▽貴重品は、ポケットではなく出来るだけかばんに入れる。
▽犯人はターゲットのすきをうかがっているので、所持品には常に注意を払う。
▽「携帯電話を探す機能」に届いたメッセージが偽物の可能性もあるので、開く前に携帯電話メーカーのサポートセンターで確認する。
このような注意を呼びかけています。

トルコ3

南北アメリカ

2018年12月12日更新

ジャマイカでは、拳銃を使用した強盗殺人事件が頻発するなど治安が悪い状態が続いています。

ジャマイカ

今後、クリスマスが近づくにつれて犯罪が多発するおそれがあり、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。
12月6日午後、ジャマイカのセント・キャサリン県ポートモア地区で、拳銃を持った3人組がショッピングセンターの警備員を射殺しました。
警察によりますと犯人は、ショッピングセンターに併設している公共料金の支払い代行施設を襲おうとしたということです。
ジャマイカでは、武器や麻薬の密輸などにからむギャングの抗争とみられる銃撃戦や殺人事件が多発していて、殺人事件の件数は2015年以降増え続け、2017年には前の年を20%以上上回る水準で推移しました。
特にクリスマスシーズンには例年、強盗事件など犯罪が増える傾向があるため、現地の日本大使館は、ジャマイカに渡航・滞在する人に対して次のような注意を呼びかけています。
▽ATMや金融機関を利用する場合には周囲の状況に注意する。
▽利用後に車などでつけられている疑いがある場合、最寄りの警察官や警備員がいる場所に一時避難する。
▽強盗事件の現場に居合わせた時には、流れ弾にあたる恐れもあるため、現場からただちに離れる。
こうした注意を呼びかけています。

2018年12月7日更新

ペルーでは12月9日、憲法改正の国民投票と一部の州の知事選挙の投票が行われますが、過去に選挙の際にデモ隊と治安部隊が衝突するなど混乱したこともあり、現地の大使館が注意を呼びかけています。

ペルー

ペルーでは12月9日、二院制への復帰など政治・司法改革に関連する憲法改正に向けた国民投票と、クスコ州、リマ州など15の州の知事選挙の決選投票が行われます。
これに伴い、8日午前8時から10日午前8時までの間、レストランやバーなどで酒類の販売が禁止となるほか、9日午前8時から午後4時までの間、映画館や劇場が閉鎖されます。
また、投票所から半径100メートル以内での政治的集会が禁止されます。
ペルーでは過去の選挙の際に、一部の地区でデモ隊と治安部隊が衝突したほか投票所に対する放火事件で死傷者が出るなどの混乱が起きています。
このため現地の日本大使館は、ペルーに滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽報道などでデモや集会に関する最新の情報の収集につとめる。
▽各政党や候補者のデモが行われている場所や関連施設には近づかない。
▽投票所や開票所には絶対に近づかない。
▽トラブルに巻き込まれるような不用意な政治的発言や行動をしない。
こうした注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年12月12日更新

11日夜、フランス東部ストラスブールのクリスマスマーケットの近くで男が銃を乱射し、これまでに2人が死亡しました。

フランス

フランス東部ストラスブールで、11日午後8時ごろ、中心部で開かれていたクリスマスマーケットの近くで、男が銃を乱射しました。
警察によりますと、これまでに2人が死亡、11人がけがをし、このうち7人は重傷だということです。
事件について検察はテロと断定しました。
男は現場から逃走しましたが、警察は防犯カメラの映像から、現場から4キロほどの地区に住む男による犯行とみて、男の行方を捜査しています。
ストラスブールのクリスマスマーケットはフランスでも最大規模で、当時、大勢の人でにぎわっていたということです。
今回のテロ事件を受けて、ストラスブールにある日本総領事館は、当分の間、不要不急の外出は控えるよう注意を呼びかけています。
ヨーロッパでは過去にもクリスマスシーズンにテロ事件が起きています。

フランス2

ドイツの首都ベルリンでは2016年、市の中心部の屋外クリスマスマーケットにチュニジア人の男がトラックで突っ込むテロ事件があり、12人が死亡、およそ50人がけがをしました。

2018年11月30日更新

ドイツでは、年末まで続くクリスマスマーケットがテロやスリのターゲットになっているため、注意が必要です。

ドイツ1

ドイツでは、11月下旬から年末まで、全国各地でクリスマスマーケットが開催され、多くの人でにぎわいます。

ドイツ2

首都ベルリンではおととしの12月19日、クリスマスマーケットの人混みの中に大型トラックが突っ込み、買い物客など12人が死亡、53人がけがをするテロ事件が起きました。
この事件の容疑者で、数日後にイタリアで射殺されたチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)はイスラム過激派組織との関わりがあるとして、ドイツ治安当局の監視対象になっていました。

ドイツ3

一方、クリスマスマーケットの人出の中では、スリの被害も多発します。
このためドイツの日本大使館では、次のような注意を呼びかけています。
まず、テロへの対策です。
▽訪問した場所の避難経路を確認しておき、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れる。
▽滞在時間はできるだけ短くする。
▽避難をするときには、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

ドイツ4

次に、スリへの対策です。
▽多額の現金を持ち歩かない。
▽現金は何か所かに分けて持つ。
▽かばんやバッグは、ボタンやファスナーを閉めて体から離さない。
▽道を聞くふりや署名活動の協力を求めるふりをして、その間に盗むスリもいるので、警戒する。
ドイツの日本大使館は、このような注意を呼びかけています。

ドイツ5

アフリカ

2018年12月13日更新

ボツワナに住んでいる日本人が、出かけようとして玄関の外で強盗に遭い、現金などを奪われる事件が起きたため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ボツワナ

ボツワナの日本大使館によりますと、12月7日早朝、ボツワナの首都ハボローネの一戸建ての住宅に住んでいる日本人男性が、出かけるために玄関を開けて外に出たところ、マスクをかぶった3人組の男に取り囲まれました。

ボツワナ2

そしてライフル銃のような物を突きつけられて現金や電気製品を奪われました。
3人組は日本人男性の車も奪ってこの車で逃走し、車は2日後、路上に乗り捨てられているのが見つかりました。

ボツワナ3

ボツワナは、都市部で犯罪件数が増える傾向にあり、家の中に侵入する盗みや強盗が昼夜を問わず発生しています。
このためボツワナの日本大使館では、次のような注意を呼びかけています。
▽家を出るときが最も狙われやすいので、日ごろから付近に不審者や不審な車がいないか注意を払う。
▽住宅には、鉄格子のある窓や電流の流れる金網を設けるなど、十分な防犯体制を備える。
▽万一、強盗に襲われるなどの異変に遭遇したときは、身の安全を第一に考えて冷静に対応する。
ボツワナの日本大使館ではこうした注意を呼びかけています。

2018年12月10日更新

南アフリカではこれから年末年始にかけて、銀行帰りの車などを後ろから車で追いかけて金銭を奪い取る「追尾強盗」が多発する傾向があるため、現地の日本大使館が次のような注意を呼びかけています。

南アフリカ

▽銀行帰りやショッピングのあとは追尾強盗のターゲットになりやすいため、出発する時にこちらの様子をうかがっている車がいないか確認する。
▽出発後、追尾してくる車に気づいた場合は、警察に通報するとともに、警察署など安全が確保できる場所に行く。
▽交差点は、なるべく停車せずに通過できるよう、交差点の手前では速度を調整する。
▽どうしても交差点で停車する場合には、その場からすぐに離れられるように、車一台分のスペースを空けて停車する。

南アフリカ2

▽身に覚えのない停止命令には応じない。
▽万一、停止せざるを得ない時には、なるべく人目の多い場所を選び、エンジンはかけたまま数センチ程度窓を開け、車から降りずに対応する。
▽給油は極力日中に行い、燃料は常にタンクの半分以上入れておく。
▽背後から軽く接触されても、すぐに車の外に出ない。
このような注意を呼びかけています。

南アフリカ3