NHKワールド・ラジオ日本

海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2017年9月21日更新

タイ南部で、幹線道路に仕掛けられた爆弾が爆発して警察官ら2人が死亡する事件が起きたことから、日本の外務省が注意を呼びかけています。

タイ

タイ南部のマレーシア国境に近いヤラー県で、9月14日午前、軍や警察の車列を狙って幹線道路脇に仕掛けられた爆弾が爆発したあと、待ち伏せしていた武装勢力との銃撃戦が起きました。
その後、武装勢力は逃走し、警察の爆発物処理班や兵士らが現場を調べていたところ、同じ場所で再び爆発が起きました。
この一連の爆発と銃撃戦で、警察官と兵士の2人が死亡、25人がけがをしました。
攻撃を受けた軍や警察の車列は、この事件の前に幹線道路沿いで起きた別の爆発現場に向かっていたということで、軍は、分離独立を目指してこの地域でテロを繰り返す、イスラム武装勢力による計画的な犯行とみています。
タイではこれまで、日本人を標的にしたテロ事件は確認されていませんが、今後、日本人がテロの標的にされたり、テロに巻き込まれたりするおそれもあるとして、日本の外務省では、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安やテロに関する情報などの入手に努める。
▽日頃から危機管理意識を持つ。
▽状況に応じて必要な安全対策をとる。
日本の外務省ではこうした注意を呼びかけています。

2017年9月19日更新

インドネシアの首都ジャカルタでは、白昼、日本人が強盗にあう事件が相次いでいるため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

インドネシア

ジャカルタの日本大使館によりますと、強盗事件が多発しているのは、ジャカルタ中心部にあるタムリン通りの駅やホテルに通じる歩道橋付近で、犯行の手口は次のようなものです。
犯人グループの1人が、歩いている被害者の足を踏み、被害者が驚いている隙に、ポケットから財布やスマートフォンを奪い、近くを走行中のミニバスに飛び乗って逃走するものです。
このため、インドネシアの日本大使館では、インドネシアに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽外出する時は、出来るだけ貴重品は持ち歩かない。
▽歩道では、かばんやスマートフォンなどの所持品に常に注意を払うとともに、かばんは、車道の反対側に持ち、たすき掛けにする。
▽スマートフォンは、歩きながら使うと注意力が散漫になるため、屋内に移動して通話する。
▽目的地への移動は、なるべく自動車を利用する。
▽強盗に遭った時は、犯人が凶器を持っていることがあるので、身の安全を第一に考えて抵抗しない。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2017年9月20日更新

イスラム教シーア派の宗教行事「アシュラ」が、ことしは9月30日から10月1日ごろまで行われますが、日本の外務省では、この期間やその前後に、海外に渡航・滞在する人に対して注意を呼びかけています。

アシュラ

「アシュラ」は、イスラム教のシーア派教徒が預言者ムハンマドの孫、フサインが殺害されたことを悼んで、自らの体をたたいたり、泣き声を上げたりする宗教行事で、イスラム教シーア派が多い国や地域で行われます。
ことしの「アシュラ」は、9月30日から10月1日ごろにかけて行われることになっていますが、今のところ、この行事を狙ったテロの呼びかけなどはありません。
しかし、過去には、この行事に際して、イラクやパキスタン、バングラデシュなどで、複数のテロが起きているほか、最近は、サウジアラビアなど湾岸諸国でも、シーア派関連の施設を狙ったテロが発生しています。
このため、日本の外務省では、「アシュラ」の期間中とその前後に海外に渡航、滞在する人に対して、テロなどの不測の事態に巻き込まれないよう次のような注意を呼びかけています。
▽渡航・滞在先の最新の治安情報を入手する。
▽テロの標的になりやすいモスクなどの宗教関連施設、政府・軍・警察関係の施設、欧米関連施設、公共交通機関、観光施設、ショッピングモール、市場などを訪れるときは、周囲の状況に注意し、不審な人物や状況を察知したらすぐにその場を離れる。
▽「アシュラ」に関わる宗教行事には不用意に近づかない。
日本の外務省では、こうした注意を呼びかけています。

2017年9月15日更新

イランの首都テヘランで、現地に住む日本人が一時帰国中に空き巣の被害に遭ったため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

イラン

イランの日本大使館によりますと、空き巣の被害に遭ったのはテヘラン市内のアパートに住む日本人で、一時帰国中の8月7日夜に被害に遭いました。
洋服ダンスやクローゼットが物色され、ノートパソコン、タブレット端末、洋服、靴が盗まれました。
被害に遭った家の玄関は木製の扉で、鍵が二つ掛けられていましたが、扉も鍵も壊されて侵入されていました。
日本大使館ではこうした被害に遭わないために、次のような注意を呼びかけています。
▽不在の時はもとより、家にいるときも、玄関の扉や窓の施錠を徹底し、玄関の扉については二つ以上の鍵を設置する。
▽家を留守にする時も、リビングなどの電気をつけたままにしておく。
▽自分の行動予定は不用意に第三者に伝えない。
▽貴重品は施錠できる金庫などに保管する。
▽住居の選定に当たっては、警備員の配置や防犯カメラの設置など、セキュリティ態勢がしっかりしているかどうかを確かめる。
▽前の入居者や清掃員などが合鍵を持っているおそれがある場合は、入居する時に鍵を交換する。
イランの日本大使館ではこうした注意を呼びかけています。

南北アメリカ

2017年9月21日更新

ハリケーン「イルマ」による甚大な被害を受けたカリブ諸国では、治安悪化などのおそれがあるため、日本の外務省では、当面、不要不急の渡航は控えるように注意を呼びかけています。

カリブ諸国

カリブ海諸国やアメリカ東部では、9月上旬にハリケーン「イルマ」の直撃を受け、多くの死傷者が出たほか、多くの人たちが避難を余儀なくされています。
また、カリブ諸国では今週、別のハリケーンの直撃を受けており、一部の国では死者も出ています。
こうしたハリケーンによる大規模な停電や断水を伴う甚大な被害を受けた国々では、停電や断水に加え、物資の不足や交通機関の乱れなど、生活に関わる混乱が懸念されるほか、略奪などの犯罪の発生による治安の悪化や衛生状態の悪化による感染症の拡大などのおそれがあります。
こうしたことから、日本の外務省では、カリブ諸国への渡航・滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽現地の最新の状況を確認した上で、当面、不要不急の渡航は控える。
▽渡航する場合には、現地の治安当局などの注意喚起に従う。
▽渡航前に、家族や友人、職場などに日程や渡航先での連絡先を伝えておく。
日本の外務省では、このように呼びかけています。

2017年9月20日更新

メキシコで19日午後1時すぎ、マグニチュード7.1の地震があり、建物が倒壊するなどして150人を超える死者が出るなど大きな被害が出ました。現地の日本大使館では、余震などに注意するよう呼びかけています。

メキシコ1

19日午後1時すぎ、メキシコの首都メキシコシティーに近い、内陸部のプエブラ州を震源とするマグニチュード7.1の地震がありました。

メキシコ2

この地震で、メキシコシティーなどでは激しい揺れに見舞われ、多くの建物が倒壊する被害が出て、地元メディアによりますと、メキシコ国内で、150人を超える多くの人が死亡したということです。

メキシコ3

この地震で、メキシコシティーには非常事態宣言が出されました。
メキシコでは、今月7日にも南部の沖合を中心に最大マグニチュード8.1の地震が起きたばかりで、現地の日本大使館では余震などによる被害に注意するよう呼びかけています。

ヨーロッパ

2017年9月19日更新

イギリス・ロンドンの地下鉄で、車内に置かれていた手製の爆発物が爆発するテロ事件が起きたことから、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

イギリス

15日午前8時過ぎ、ロンドン南西部の地下鉄「パーソンズグリーン」駅の近くで、車両の中に置かれていた不審物が突然爆発し、30人がけがをしました。
警察は、爆発したのが手製の爆発物だったことから、テロ事件とみて捜査を始め、16日朝、18歳の男の身柄を拘束したのに続き、深夜には、21歳の男の身柄も拘束するとともに、関係先とみられる住宅の捜索も行いました。
現地のメディアは、18歳の男はイラク出身で、21歳の男はシリア出身と伝えています。
警察では、2人の接点や、ほかにも事件に加わった者がいないかなど全容解明を急いでいます。

イギリス2

イギリスでは、ことしに入り、ロンドンや中部のマンチェスターなどでテロ事件が相次いでいますが、通勤時間帯の地下鉄を狙ったとみられる新たな事件は衝撃を広げています。
この事件を受けて、イギリスの日本大使館では、イギリスに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽テロの標的になりやすい公共交通機関、観光施設など、大勢の人が集まる場所を訪れる時は、周囲の状況に注意し、不審な状況を察知したら、すぐにその場を離れる。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2017年9月18日更新

ロシアでは、首都モスクワなどで駅やショッピングセンターなどに爆発物を仕掛けたとする脅迫電話が相次いでいるため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ロシア

ロシアのメディアによりますと、ロシア各地の都市では、9月10日から、「爆発物を仕掛けた」という脅迫電話が相次いでいます。
9月13日には、モスクワ中心部にある複数の駅やショッピングセンター、大学のほか、大統領府に近く、観光客も多い「赤の広場」など30か所以上に、「爆発物を仕掛けた」とする匿名の脅迫電話がありました。
警察などが調べたところ、いずれの場所でも爆発物は見つかっていませんが、一連の脅迫で、合わせて5万人以上が、一時、建物の外などに避難する騒ぎになったということです。
ロシアでは、ことし4月に、サンクトペテルブルクの地下鉄で爆発があり、15人が死亡するテロ事件が起きているため、警察などでは警戒を強めています。
こうした状況にロシアの日本大使館では、ロシアに渡航・滞在する人に対して、▽不審な人物や物を見かけた場合は、興味本位に近づかず、すぐにその場を離れるとともに、▽警察などから避難するように指示された場合は、指示に従い速やかに行動するように注意を呼びかけています。

アフリカ

2017年9月14日更新

ナミビアでは、海外からの観光客を狙った強盗などの事件が多発しています。

ナミビア

ナミビアは、町並みや道路が整備されていて平穏な国と思われていますが、最近は、経済や雇用の悪化から強盗事件などの犯罪が多発しています。
日本人も犯罪の被害に遭っていて、首都ウィントフークでの最近の被害は、次のようなものです。
▽宿泊先に向かって歩いていたところ、車で近づいて来た複数の男たちにバッグなどを奪われる。
▽駐車中の車のガラスを割られ、中に置いておいたバッグを盗まれる。
▽ガソリンスタンドでの給油や観光地での記念写真の撮影などのわずかな隙に、車の中からバッグを奪われる。
▽日中、人通りもある市内を散策中に、止まっていたタクシーから出てきた凶器を持った男に襲われ、バッグを奪われる。
▽野外バーベキューの屋台から出たところを襲われ、バッグを奪われる。
ナミビアでは、バッグを斜めにかけた人やリュックサックを背負った人は、外国人や観光客とみられて狙われやすく、乗り合いが一般的な流しのタクシーの車内では、乗客を装った運転手の仲間に襲われる事件も発生しています。
ナミビアには、渡航に関する危険情報は出ていませんが、ナミビアの日本大使館では、ナミビアに渡航、滞在する人に対して、日中の人通りがある場所でも、近くに不審な人物がいないかどうか、周囲の状況に注意するよう呼びかけています。

2017年9月12日更新

エジプト東部のシナイ半島で、警察の車列が襲撃されて警察官18人が死亡し、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるメディアが、ISの犯行だと伝えました。

エジプト

9月11日、エジプトのシナイ半島北部の幹線道路で、警察の車列が、爆発物を積んだ車の爆発のあと銃撃を受けました。
エジプトの警察によりますと、この襲撃で警察官合わせて18人が死亡したということです。
この襲撃について、過激派組織ISとつながりのあるメディアがISによる犯行だと伝えました。
過激派組織ISは、イラクやシリアで支配地域を大きく減らすなど、各地で劣勢となっていますが、エジプトでは、シナイ半島を中心に、ISの支部を名乗る武装グループが警察や軍に対する攻撃を繰り返しています。
日本の外務省では、エジプトについて、今回事件が起きたシナイ半島に「渡航中止勧告」の危険情報を出すなど、全土に「渡航中止勧告」から「十分注意」までの危険情報を出して、渡航・滞在する人に次のような注意を呼びかけています。
▽テロの標的になりやすい政府・軍・警察関係の施設や車両、主要なインフラ施設、それに、デモや集会などには近づかない。
▽不特定多数の人が集まる場所では周囲に注意し、不審な人物や状況を察知したら、すぐにその場を離れる。
日本の外務省ではこうした注意を呼びかけています。

エジプト2

津波情報について

日本の気象庁やハワイの太平洋津波警報センターは、太平洋やインド洋で起きた大きな地震で、沿岸の国々に津波の可能性がある場合、津波情報を発表します。

NHKの国際放送では、地震の規模がマグニチュード7.6以上で広い範囲に津波の可能性がある場合、テレビとラジオで津波情報を速報します。

海外で大きな地震を感じたときは、念のため海岸から離れて、NHKのテレビ・ラジオ国際放送に注意してください。滞在している国・地域の気象・防災機関の情報にも注意してください。

注)NHKの海外向けテレビは、西アフリカと南太平洋の一部を除いて、ほぼ全世界に向けて放送されていますが、居住・旅行している国・地域や宿泊先のホテルなどによって視聴環境に大きな差があり、見られない場合もあります。また、ラジオ日本(短波による国際放送)は、国・地域によって放送時間が異なりますので、ご注意ください。