海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2019年12月6日更新

パキスタン北東部の都市ラホールで、停車中の3輪の乗り物・オートリキシャが爆発してけが人が出たことから、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

パキスタン1

11月29日午後1時半ごろ、パキスタン北東部の都市ラホールで、路上に止めてあったオートリキシャが爆発し、付近にいた8人がけがをしました。
オートリキシャには爆発物が積まれていたという情報もあり、治安当局がテロとの関連性について捜査しています。
パキスタンの日本大使館では、現地に渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽報道などから最新の治安情報を入手する。
▽政府機関、軍・警察などの治安施設、検問所、宗教施設、宗教行事の開催場所などにはなるべく近づかない。
▽大勢の人が集まるレストラン、ファストフード店、それにマーケットなどでは、用件を短時間で済ませるとともに、常に周囲の状況に気を配る。
▽デモや集会には近づかず、遭遇したときはその場から離れる。
パキスタンの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

パキスタン2

2019年12月5日更新

インドネシアの首都ジャカルタの中心部にある公園で2人がけがをする爆発が起き、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

インドネシア

12月3日朝、インドネシアの首都ジャカルタ中心部の独立記念塔がある公園で爆発が起きました。
警察によりますと、この爆発で当時公園内で運動をしていたインドネシア軍の兵士2人がけがをしたということです。

インドネシア2

爆発の原因については、発煙弾のようなものが爆発したとみられるということで警察と軍が詳しい状況を調べています。

インドネシア3

この公園にある独立記念塔は、ジャカルタの象徴として多くの人が訪れる観光スポットで、公園は大統領府に隣接しているほか、周辺には政府の省庁も建ち並んでいます。

インドネシア4

インドネシアでは各地で自爆テロのほか、警察官や宗教施設を襲撃するテロ事件が発生しており、最近では11月13日に北部北スマトラ州メダンの警察署の駐車場で男が自爆テロを行い、市民など6人がけがをする事件が起きています。

インドネシア5

インドネシアの日本大使館は、不測の事態に巻き込まれないよう、今回の事件の現場周辺には近づかないことや、外出する際は周囲に注意することなどを呼びかけています。

中東・中央アジア

2019年12月5日更新

アフガニスタンで長年、農業用水路の建設などに携わってきた医師の中村哲さんが、東部を車で移動中に何者かに銃撃され死亡しました。

アフガニスタン

12月4日午前、福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表の医師、中村哲さんが、アフガニスタン東部ナンガルハル州の州都ジャララバードを車で移動中に、何者かに銃撃され死亡しました。

アフガニスタン2

同乗していた運転手や警備員など5人も死亡したということです。

アフガニスタン3

中村さんはアフガニスタンで長年、農業用水路の建設など戦災からの復興に携わりながら、地元の人たちとも積極的に交流を続けてきました。
今回の銃撃についてこれまで犯行声明は出ておらず、反政府武装勢力タリバンも関与を否定しています。

アフガニスタン4

中村さんが銃撃されたナンガルハル州は、パキスタンと国境を接する山岳地帯を拠点として、イスラム過激派の活動が活発な地域です。
最近では、タリバンに加えて過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織が台頭し、治安を悪化させています。

アフガニスタン5

国連によりますと、アフガニスタン国内で死亡やけがをしたり、誘拐されたりした人道援助関係者の数は、ことしは8月の時点で合わせて91人に上り、このうち27人が死亡しています。

アフガニスタン6

11月27日には、北部のクンドゥズ州で市民が乗ったバスが爆破されて15人が死亡するなど、依然、治安の悪化に歯止めがかからない状態が続いています。

2019年11月28日更新

レバノンでは反政府デモが続く中、キリスト教徒のデモ隊とイスラム教シーア派組織ヒズボラの支持者の衝突が起き、現地の日本大使館は不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

レバノン1

レバノンでは、政府が新たな課税方針を打ち出したことをきっかけに、10月から首都ベイルートを中心に反政府デモが行われ、デモ隊が道路を封鎖するなど混乱が続いています。

レバノン2

レバノン3

こうした中、11月24日と25日には、キリスト教徒のデモ隊とイスラム教シーア派組織ヒズボラの支持者が衝突する事態が起き、互いに石を投げ合ったほか、激しい発砲音も聞こえ、現地の当局によると複数のけが人が出ています。

レバノン4

レバノンは、さまざまな宗教や宗派の利害が複雑に絡み合った「モザイク国家」で、反政府デモと混乱が続く中、宗教や宗派間の対立の再燃を懸念する声も出ています。

レバノン5

こうした状況にレバノンの日本大使館では、現地に渡航・滞在する人に対し、不測の事態に巻き込まれないよう次のような注意を呼びかけています。
▽デモや抗議活動に遭遇したときは、すぐにその場を離れる。
▽道路が突発的に封鎖される可能性もあるので、出かける場合は道路情報を確認し、ゆとりをもって行動する。
▽当面必要な現金を手元に置き、ガソリンや医薬品などの必需品を確保しておく。
レバノンの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

南北アメリカ

2019年12月10日更新

エクアドルでは、緊縮財政政策に反対する大規模な抗議活動が起きて死傷者が出ましたが、今後も、抗議活動が再発する可能性があるとして、日本の外務省が注意を呼びかけています。

エクアドル1

エクアドルでは10月3日、ガソリンなどの燃料補助金の廃止を盛り込んだ緊縮財政政策に対して、全土で大規模な交通ストやデモなどの抗議活動が始まりました。
一部が暴徒化して放火や略奪行為を行ったため、治安部隊と衝突し死傷者が出る騒ぎになり、一時、非常事態宣言が出されました。
また10月7日には、先住民組織などによる抗議活動で大統領宮殿が包囲され、大統領が一時、拠点を首都から別の都市に移す事態になりました。
13日には政府と抗議団体との間で緊縮財政政策の撤回が合意され、状況は沈静化しましたが、今後の情勢によっては抗議活動が再発する可能性があります。
このため日本の外務省は、エクアドルのうちエスメラルダス県北部地域やスクンビオス県、オレジャナ県、それにカルチ県のそれぞれ一部地域に「渡航中止勧告」、そのほか、地域によって「不要不急の渡航中止勧告」と「十分注意」の危険情報を継続し注意を呼びかけています。

エクアドル2

2019年12月4日更新

ボリビアでは大統領選挙後の混乱が続き、デモ隊の一部が暴徒化して略奪や放火などが起きているため、日本の外務省が注意を呼びかけています。

ボリビア

ボリビアでは、10月に行われた大統領選挙で反米左派のモラレス氏が4期目の当選を果たしたといったんは発表されましたが、不正が行われたとして警察や軍が大統領に辞任を要求する事態に発展し、モラレス氏は辞任を表明したあと、メキシコに亡命しました。
この間、モラレス政権に対する反対派と支持派がそれぞれ全国各地で抗議活動を行い、一部は暴徒化して主要な幹線道路を封鎖したほか、治安部隊と衝突したり、放火や商店への略奪を繰り返したりして、死傷者も出ました。

ボリビア2

このため日本の外務省では、これまで主要都市のラパスとエルアルト、コパカバーナ、それにサンタクルスの各市に出していた「十分注意」の危険情報を、全土に拡大しました。
外務省では、ボリビアに渡航・滞在する人に対して、報道などから最新の情報を入手して、不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

ボリビア3

ヨーロッパ

2019年12月9日更新

スペインでは、日本人が空港の駐車場で車に荷物を積み込んでいるときなどに車内の貴重品を盗まれる被害が相次いだため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

スペイン1

スペイン・バルセロナの日本総領事館によりますと、11月14日、スペイン東部バルセロナ近郊のエル・プラット国際空港の駐車場で、日本人がレンタカーに荷物を積み込んでいたところ、中年の男が話しかけてきました。

スペイン2

そして相手をしているすきに、別の犯人によって、車の中に置いてあった財布やパスポートの入ったバッグを盗まれました。
この空港の駐車場では同じ日に、日本人が黄色のベストを着た男から、精算機からチケットを出すので車から降りるよう指示されて、降りている間に助手席に置いてあったパスポートの入ったバッグを盗まれる被害もありました。

スペイン3

こうした被害が2日間で3件も相次いだため、バルセロナの日本総領事館では、現地に渡航・滞在する人に対して次のような注意を呼びかけています。
▽パスポートや財布は、直接体に付けるマネーベルトや上着の内ポケットに入れておく。
▽数分でも車から離れるときは、貴重品を車内に置かず、車の窓を閉めてドアをロックする。
▽バッグなどを車内に残す場合は外から見えないようにする。
バルセロナの日本総領事館ではこうした注意を呼びかけています。

2019年12月6日更新

ギリシャでは禁煙法の施行に伴って、喫煙が禁止される場所や違反金の具体的な金額が決まったことから、現地への渡航、滞在にあたっては注意が必要です。

ギリシャ1

ギリシャ保健省の発表によりますと、この法律の対象になるのはたばこ、水たばこ、加熱式たばこ、電子たばこ、それに葉巻です。
これらのたばこを吸うのが禁止されているのは、チャイルドケアセンター、幼稚園、公園など子どもがいる場所をはじめ、自動車の中、公共交通機関の駅、バス停、空港、港湾施設、病院、健康保険施設、待合室、バー、カフェ、それに、レストランなどです。

ギリシャ2

これらの場所でたばこを吸った場合は、大部分が100ユーロから200ユーロ、日本円でおよそ1万2000円から2万4000円の違反金を科されます。
このうち、自動車の中に12歳未満の子どもがいた場合の違反金は1500ユーロ、日本円でおよそ18万円と高額に設定されています。
また、バーやレストランなど施設の責任者についても違反金が科され、違反件数が重なるとそのつど金額が増えることになっています。

ギリシャ3

ギリシャ保健省では、違反者を見つけたときに通報するホットラインを設けていて、警察による取締りがすでに行われているということです。
このためギリシャの日本大使館では、現地に、渡航、滞在を予定している人に対して、たばこを吸うときは決められた場所で吸うなど、法律を守るよう注意を呼びかけています。

ギリシャ4

アフリカ

2019年12月10日更新

アルジェリアでは、12月12日に大統領選挙の投票が予定されていますが、軍部主導の選挙実施に対する国民の反発が強く、投票日の前後に衝突など不測の事態が起きる恐れがあるため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

アルジェリア1

アルジェリアでは、20年にわたって大統領をつとめてきたブーテフリカ大統領が今年4月に辞任したあと、国民評議会のベンサラ氏が暫定大統領に就任し、大統領選挙の実施時期について検討してきました。
いったんは7月に決めたものの、軍や経済界がリードする政治体制への国民の反発が強く、延期を余儀なくされました。
その後、ベンサラ暫定大統領は9月に大統領選挙の投票日を12月12日と決めましたが、これに強く反発した野党を中心に全国で抗議活動が続いています。
野党側は、投票日にあわせて大規模な抗議行動を呼びかけており、取締りの方針を明らかにしている治安当局との間で、衝突など不測の事態が発生する恐れもあります。

アルジェリア2

このため現地の日本大使館は、アルジェリアに渡航・滞在している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽報道などから最新の治安情報を入手する。
▽デモや集会には近づかない。
こうした注意を呼びかけています。

2019年12月9日更新

ケニアでは大雨が降り続き、各地で洪水や土砂崩れなどの被害が出ているため、渡航・滞在する人は注意が必要です。

ケニア1

雨季に入っているケニアは、例年以上の大雨が降り、各地で洪水や土砂崩れ、地滑り、道路寸断などの被害が起きているほか、大雨の影響による交通事故が多発しています。

ケニア2

11月下旬には西部のウェスト・ポコット地域で大規模な土砂崩れが起き、家が流されるなどして多数の死者が出ました。

ケニア3

ケニアの気象当局は、今後2-3週間は国内全域で大雨が続くとしています。

ケニア4

こうした状況にケニアの日本大使館では、現地に渡航・滞在する人に次のような注意を呼びかけています。
▽外出の際は気象情報を把握し、洪水や鉄砲水、土砂崩れなどに注意する。
▽万一、乗っている車が浸水したときは、車から離れ、高台に避難する。
その際には盗難を防ぐためにドアをロックし、貴重品が車の外から見えないようにする。
▽雨が降っているときは住居侵入などの犯罪が増える傾向があるので、外出や就寝の際は戸締りをきちんとする。
▽例年、雨季にはコレラなどの感染症が流行するので、普段以上に衛生状態に気をつける。
ケニアの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。