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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
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地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年10月16日更新

南太平洋の島国パプアニューギニアで、滞在中の日本人が2人組の強盗に襲われる事件が起きたため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

パプアニューギニア

10月7日夕方、パプアニューギニア南部のミルンベイ州アロタウで、滞在中の日本人男性が歩いて帰宅する途中、20歳前後の男2人に声を掛けられました。
男性がこれを無視すると、男の1人がリュックサックに手を掛けてきたため、手で抑えたところ、別の男が果物ナイフを振りかざしてきました。

パプアニューギニア2

身の危険を感じた男性はリュックサックから手を離し、男たちはリュックサックを奪って逃げましたが、事件に気づいた通行人が犯人を追いかけてリュックサックを取り戻してくれ、被害者の男性にけがはありませんでした。
パプアニューギニアの日本大使館では、パプアニューギニアに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽外出する時は、必要以上の現金やカード類、貴重品などを持ち歩かない。
▽移動には車を利用し、やむをえず徒歩で移動する際は周囲の警戒を怠らない。
▽複数での行動を心がけ、出来れば民間の警備会社の警護サービスを利用する。
▽万が一強盗の被害に遭った時は、身の安全を第一に抵抗しない。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

パプアニューギニア3

2018年10月15日更新

インドでは、雨期が終わって気温が低くなる10月から大気汚染が一層ひどくなる傾向があり、日本の外務省が注意を呼びかけています。

インド

インドでは、経済成長にともなって大気汚染が深刻になっていて、WHO=世界保健機関がことし発表した大気汚染物質PM2.5の年間の平均濃度が、世界の都市の中で首都ニューデリーが最悪のレベルに達していると発表しています。
特に、雨期が終わる10月頃から気温が低くなる冬の間には、大気の汚染が一層悪化します。
また、11月上旬に行われるヒンドゥー教の祭り「ディワリ」で使われる花火や爆竹が、大気汚染をいっそう悪化させると予想されています。
こうしたことから日本の外務省では、インドに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽大気汚染が心配の時には、不要不急の外出を避ける。
▽外出する時はPM2.5にも対応するマスクを着用する。
▽屋内では空気清浄機などを使用する。
▽うがいを励行する。
▽水分を多くとる。
こうした注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2018年10月18日更新

アフガニスタンでは、議会下院の選挙を前に候補者が爆弾によるテロで死亡する事件が相次いでおり、治安の悪化に歯止めがかからない状況が続いています。

アフガニスタン

アフガニスタンでは、治安悪化などを理由に先延ばしされていた議会下院の選挙が、10月20日に実施される予定です。
こうした中、10月17日、南部のヘルマンド州で、男性候補者の1人が選挙事務所の中に入ったところ、突然、爆発が起きました。

アフガニスタン2

地元政府によりますと、事務所内にあったソファに爆発物が仕掛けられていたということで、これまでに候補者や支持者などあわせて4人が死亡しました。
このテロについて、反政府武装勢力タリバンが犯行を認める声明を出しました。
候補者は軍出身で地元の治安対策を担当し、タリバンとは敵対する関係にあったということです。

アフガニスタン3

アフガニスタンの選挙管理委員会によりますと、今回の選挙でテロに巻き込まれて死亡した候補者は、10人に上っています。
今回の選挙では、タリバンが選挙のボイコットや妨害を宣言しているほか、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織による、候補者や選挙集会を狙ったテロも相次いでいて、選挙を控えて治安の悪化に歯止めがかからない状況が続いています。

アフガニスタン4

日本の外務省は、アフガニスタン全土に「退避勧告」の危険情報を出し、目的のいかんに関わらず渡航はやめるように呼びかけています。
ただ、首都カブールについては、やむを得ない事情で現地に滞在せざるを得ない場合は、政府機関などを通じて十分な安全対策をとるように呼びかけています。

2018年10月12日更新

イラクでは、イスラム教シーア派の重要な宗教行事「アルバイン」が10月30日に予定されているため、この時期に渡航・滞在する人は不測の事態に巻き込まれないよう注意が必要です。

イラク

アルバインは、預言者ムハンマドの孫フサインが殺害されたとする命日「アシュラ」から40日目に実施される追悼の儀式で、イスラム教シーア派にとって重要な宗教行事です。

イラク2

ことしのアルバインは10月30日に予定されており、各国のシーア派の教徒はモスクなどに集まってフサインを追悼しますが、特にイラクでは、中部のシーア派の聖地カルバラに数百万人の巡礼者が訪れるほか、首都バグダッドではモスクなどに多くの巡礼者が集まります。
しかし、例年この時期には、シーア派の巡礼者に対するテロが起きています。

イラク3

このため、アルバインの行事の期間中やその前後にイラクに渡航・滞在する人は、不測の事態に巻き込まれないよう次のような注意が必要です。
▽アルバインに関連する行事や集会などには、不用意に近づかない。
▽大勢の人が集まる場所を訪れるときは周囲の状況に注意し、不審な物や人物を見かけたらすぐにその場を離れる。
▽渡航前に、家族や友人、職場などに日程や渡航先での連絡先を伝えておく。
アルバインの行事の期間中やその前後にイラクに渡航・滞在する人は、こうした注意が必要です。

南北アメリカ

2018年10月18日更新

カナダは、しこう品としての大麻の使用や栽培が合法化されましたが、日本では違法となっており、現地の日本大使館は、「大麻の所持、購入などは、海外で行われた場合も処罰の対象として適用されることがある」として、注意を呼びかけています。

カナダ

カナダ政府は10月17日、しこう品としての大麻の所持、使用、栽培を一定の条件のもとで合法化しました。
大麻は政府が許可した生産施設や販売店などで取り扱われます。

カナダ2

大麻はアメリカの一部の州でも合法化されていますが、国として認めるのは南米のウルグアイに次いでカナダが2か国目となります。

カナダ3

一方、日本では大麻取締法によって、大麻の所持や受け渡しは違法とされ、処罰の対象となっています。
カナダの日本大使館は、「この規定は日本国内に加えて海外で行われた場合でも適用されることがある」として、カナダに渡航・滞在する日本人に対して、大麻や大麻成分が入った食品や飲料を購入しないよう注意を呼びかけています。

2018年10月15日更新

カリブ海の島国、ハイチでは、政府関係者の資金流用疑惑に抗議する大規模な抗議デモが10月17日に予定されていて、デモの参加者が暴徒化して治安部隊との衝突の懸念があるため、日本の外務省が注意を呼びかけています。

ハイチ

ハイチではことし7月6日に公表された燃料費などの値上げをめぐって、首都圏などで大規模な抗議行動が発生し、広範囲にわたる道路封鎖や略奪行為が発生しました。
その後いったん事態は沈静化に向かいましたが、最近は政府関係者による基金の流用疑惑をめぐって抗議集会やデモが行われていて、10月17日の初代統治者、デサリーンの亡くなった日を記念した祝日には、大規模な抗議集会とデモが計画されています。
ハイチでは過去にこうした集会やデモの際、参加者が暴徒化して、略奪行為や治安部隊との大規模な衝突に発展したケースがありました。
こうした事態が起きた場合には警察などでは治安の維持ができなくなり、現地の日本大使館も対応できなくなる恐れがあります。
このため日本の外務省は、この時期のハイチへの不要不急の渡航は避けると共に、やむをえず渡航、滞在をする人やすでに滞在中の人には次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報を入手する。
▽デモや集会には近づかない。
▽デモ隊や群衆に遭遇した場合には直ちにその場から離れる。
こうした注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年10月17日更新

「ケチャップすり」と呼ばれる盗みが後を絶たないスペインのバルセロナで、ターゲットにされた日本人女性が、かけられた液体を洗っている間も警戒を切らさず、持ち物に注意していた結果、被害を免れた事案がありました。

スペイン

バルセロナの日本総領事館によりますと、スペインのバルセロナでは、液体をかけたあと親切を装って近づいてバッグなどを奪う、いわゆる「ケチャップすり」で日本人が被害を受ける事件があとを絶たず、ことしは9月までの間に20件発生しています。

スペイン2

こうした中、今月11日の午後7時ごろ、バルセロナのミロ美術館付近で、日本人女性が現金などを入れたバッグを持って歩いていたところ、後ろから腐った卵のような臭いがする液体をかけられました。
振り返ると男がいて、この男はすぐに立ち去りましたが、別の男が近づいて来て、「これはひどい。くさい。向こうに水道がある。私も手伝うので、そこで洗おう。荷物を持ってあげる」と話しかけてきました。
女性は水飲み場まで移動しましたが、この間、男は、「バッグを持ってあげる」と再三、話しかけてきました。
しかし女性は、ケチャップすりの手口を知っていたため、これを断り続けました。

スペイン3

そして水飲み場で汚れを洗っていたところ、男は、「首にもたくさん付いているので、バッグを外して洗ったほうがいい。盗んだりしない」と話しかけてきました。
女性は、一度はバッグを男に手渡し、男はバッグをベンチに置きましたが、女性は汚れを洗いながらもバッグへの警戒心を持ち続けました。
すると、液体をかけられたときに後ろにいた男が、バッグの置かれたベンチに近づいて来るのに気づいたため、女性は汚れを洗うのをやめ、バッグと袋を持ってその場から離れることで被害を免れました。

スペイン4

バルセロナの日本総領事館は、女性がケチャップすりの手口を知っていたことが被害の防止につながったとして、このように液体をかけられた場合は、警戒心を持ち続けるよう呼びかけています。

2018年10月16日更新

ハンガリーで、日本人が空港で預けたスーツケースが中を開けて物色される事件が起きており、荷物を預けるときは貴重品を入れないなどの注意が必要です。

ハンガリー

ハンガリーの日本大使館によりますと、9月下旬、ハンガリーを観光して帰国した日本人旅行者が、預けていたスーツケースを成田空港で受け取ったところ、スーツケースにつけていたベルトなどが無くなっていました。
被害者の日本人は、ハンガリーのブダペスト空港からモスクワ経由、成田行きの便にスーツケースを預けたもので、ファスナーの一部がこじあけられ、中を物色された跡がありました。
ただ貴重品は入れておらず、盗まれたものはありませんでした。

ハンガリー2

今回の事件がブダペストの空港で起きたのか、あるいは経由地で起きたのかは分かっていませんが、ブダペストの空港では、以前から空港職員がスーツケースの中の貴重品を盗む事件が起きていて、日本人も被害に遭っています。
ハンガリーの日本大使館では、ハンガリーに渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽空港で預ける荷物には貴重品を入れない。
▽空港の出発ロビーに設置されている、スーツケースをビニールで覆う有料のサービスを利用する。
日本大使館ではこうした注意を呼びかけています。

ハンガリー3

アフリカ

2018年10月17日更新

南アフリカ・ケープタウンのボカープ地区では、最近日本人が相次いで強盗被害にあっています。

南アフリカ

南アフリカ・ケープタウンのボカープ地区は、カラフルな家がならぶ町並みで知られ、人気の観光スポットとなっています。
このボカープ地区で9月上旬の午後2時ごろ、日本人女性が4人組の男にナイフと銃を突きつけられ、スマートフォンを奪われました。
また今月8日の日中、ボカープを観光中の日本人男性が、2人組の男に羽交い締めにされ、スマートフォンを強奪されました。

南アフリカ2

このため現地の日本領事事務所はボカープ周辺については単独での行動を控え、複数であっても十分注意するよう呼びかけています。

2018年10月11日更新

マダガスカルではペストの発生が確認され、日本の外務省が注意を呼びかけています。

マダガスカル1

マダガスカルの保健省によりますと、8月1日から10月4日までの間に、ペストの患者8人が確認され、このうち4人が死亡しました。
今後どのように推移するかは予断を許さない状況です。

マダガスカル2

ペストはペスト菌による感染症で、かつてヨーロッパで流行が繰り返されました。
皮膚が黒くなって亡くなるため、黒死病として恐れられてきました。
菌を保有するネズミなどから、ノミを介して感染します。
肺に感染すると患者のせきによって、人から人へと感染します。
このうち肺に感染する肺ペストの場合は、2日から3日の潜伏期間のあと39度から41度の熱が出ます。
強烈な頭痛やおう吐があり、急激な呼吸困難や血の混じったたんがでる肺炎を引き起こします。
そして、発症後12時間から24時間で死亡するといわれています。
肺ペストは、放置すると100パーセント死亡しますが、現在は、抗生物質を投与することで治療できます。

マダガスカル3

このため現地の日本大使館は、
▽ネズミが生息している場所に立ち入らない。
▽外出時にはマスクを着用し、重い肺炎を起こしている人には近づかない。
このような注意を呼びかけています。

マダガスカル4