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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
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地域別情報

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アジア・オセアニア

2017年11月23日更新

インドネシア・バリ島のアグン山が、54年ぶりに噴火したため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

インドネシア

インドネシア政府の災害対策当局によりますと、11月21日夕方、バリ島の北東部にある標高3014メートルのアグン山で小規模な噴火があり、噴煙は、最大でおよそ700メートルの高さまで上がったということです。
アグン山について、インドネシア政府はことし9月、噴火のおそれが高まっているとして、警戒レベルを最も高いレベル4に引き上げましたが、10月29日、火山性地震の回数が減っていることなどを理由にレベル3に引き下げました。
インドネシア政府は、これまでのところ、警戒レベルを引き上げる状況ではないとしたうえで、引き続き火山活動を監視するとしています。
アグン山が噴火するのは1963年以来54年ぶりで、当時は活発な火山活動がおよそ1年にわたって続き、およそ1000人が亡くなるなど大きな被害が出ました。
アグン山の火口周辺では、火砕流や火山ガスなどの危険があり、インドネシア当局は、火口から半径7.5キロ、方角によっては6キロ圏内を立ち入り禁止区域としています。
デンパサールの日本総領事館では、該当地域及びその周辺には近寄らないようにするとともに、インターネットなどで最新の情報を入手して、安全に十分注意するよう呼びかけています。

2017年11月22日更新

中国の上海では、日本人の出張者や旅行者を狙ったぼったくりが多発しているため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

中国

上海の日本総領事館によりますと、日本人の出張者や旅行者がぼったくり被害に遭うケースがことしも100件近く起きているということです。
手口は、日本人が酒を飲んだあと、宿泊しているホテル近くで、客引きなどから「マッサージ店を紹介する」などと声をかけられ、ついていったところ、数人の男が現れて脅迫され、数万元、日本円にして数十万円を請求されるというものです。
このため、日本総領事館では、▽見知らぬ人や客引きには絶対についていかない。
▽被害に遭った場合には、できるだけ場所を特定した上で、すぐに公安局に通報する。
日本総領事館ではこのように呼びかけています。
また、飲酒したあとにタクシーに乗るときは、警戒心も緩みがちになるため、次のことに注意するよう呼びかけています。
▽できるだけ1人での乗車を避け、複数人で乗車する。
▽偽札にすり替えられないように、高額紙幣はなるべく使わないようにするとともに、交通カードはシールを貼るなど自分のものと分かるように工夫しておく。
▽貴重品を含む所持品には常に注意を払い、降りる時に忘れ物がないか確認する。
▽トラブルに備え、タクシー会社や車両を特定するために支払時のレシートは必ず受けとる。
日本総領事館ではこうした注意を呼びかけています。

中東・中央アジア

2017年11月21日更新

中東のイスラエルとパレスチナとの間では、ヨルダン川西岸地区やガザ地区周辺などで依然として緊張状態が続いています。

イスラエルパレスチナ

11月16日、イスラエルのテルアビブ市内の高速道路で、車が爆発して燃え上がり、1人が死亡、1人が重体になりました。
また、10月30日には、ガザ地区周辺で、ガザ地区からイスラエル側へ通じるトンネルを破壊するためイスラエル軍が軍事作戦を行い、このときの戦闘でおよそ20人が死傷しました。
このほかにも、イスラエルとパレスチナとの間では、依然として、衝突や襲撃事件が起きています。
こうしたことから、イスラエルの日本大使館では、次のような注意を呼びかけています。
▽エルサレム旧市街にある神殿の丘や、ライオン門、ダマスカス門、それに、東エルサレムやヨルダン川西岸地区に設置されているイスラエル軍の検問所付近には近づかない。
こうした注意を呼びかけています。

2017年11月14日更新

イランとイラクの国境付近の山岳地帯で発生したマグニチュード7.3の地震で、発生から丸一日が過ぎて、死者は450人を超えました。 現地では余震が続いているため、イランの日本大使館が注意を呼びかけています。

イランイラク

12日夜、イランとイラクの国境沿いの山岳地帯でマグニチュード7.3の地震が起きました。
現地の報道よりますと、イラン政府当局者の話として、地震の発生から丸一日に過ぎた時点で、445人の死亡が確認されたと伝えました。
また、イラク政府は7人が死亡したと発表し、今回の地震による死者は452人にのぼっています。
また、けが人は▼イランで7100人以上、▼イラクで500人以上にのぼっているということです。
イラン側で被害が集中した西部ケルマンシャー州はれんが造りの家屋が多いことから、大きな被害につながったものとみられます。
一方、イラク側では、イランとの国境に近い地域で、建物の倒壊が集中していて、一部の病院も被害を受けているということです。
現地では、その後も余震が続いていることから、イランの日本大使館では、さらに被害が出るおそれがあるとして、次のような注意を呼びかけています。
▽地震が起きた地域には絶対に近づかない。
▽報道などから最新の災害情報の入手に努める。
▽イランは、地震の多い地域で、中心部のテヘラン州などでも、地震が起きるおそれがあるため、常に地震への対応策をとっておく。
こうした注意を呼びかけています。

南北アメリカ

2017年11月22日更新

ペルーで、滞在中の日本人が歩道でスマートフォンをひったくられる事件が起きたことから、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ペルー

ペルーの日本大使館によりますと、10月下旬、ペルーの首都リマの高級住宅街、ミラフローレス区にある交差点近くの歩道で、滞在中の日本人がスマートフォンを操作していたところ、前からバイクに乗って来た人物に、スマートフォンをひったくられました。
日本大使館によりますと、ペルーでは、スマートフォンや携帯電話を奪われる事件が多発していて、抵抗した人が殺害される事件も起きています。
このため、日本大使館では、ペルーへの渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽人目に付く場所、特に公の道路では、スマートフォンの操作を極力控える。
▽ひったくりは、場所を問わず発生していることに留意する。
▽バイクや自転車が近づいて来たらひったくりに注意する。
▽万が一、強盗に遭ったときは、身の安全を第一に抵抗しない。
ペルーの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2017年11月17日更新

ハワイで、レンタル自転車に乗っていた日本人が、乗用車に乗った数人のグループに襲われ、バッグを奪われる事件が起きたことから、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

ハワイ

今月11日の正午ごろ、ハワイ・オアフ島でレンタル自転車に乗っていた日本人観光客に自動車が近づき、車のドアを開くなどして行く手を阻みました。
このあと、数人が車から降りてきて、日本人の頭などを拳銃のようなもので10数回殴りつけ、バッグを奪い取りました。
このため、一緒に行動していた日本人2人が助けに近づいたところ、犯人グループは、この2人が自転車の前かごに入れていたバッグも奪って逃走しました。
殴られた日本人は救急車で病院に運ばれましたが、10針を縫う大けがでした。
被害にあった日本人は、5人で自転車をレンタルしてワイキキを出発し、日本人にも人気の高いダイヤモンドヘッド北側のKCCファーマーズマーケットに向かう途中でした。
この事件を受けてホノルルの日本総領事館は、▽ハワイの治安は日本に比べて決してよいわけではないことや▽観光客は高額な金品を所持していることが多く、ターゲットになりやすいことなどを認識して欲しいと、注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

2017年11月23日更新

ドイツでは、難民として入国し、過激派組織IS=イスラミックステートに属しているとみられる男6人が、テロを計画した疑いで捜査当局に拘束される事件がありました。

ドイツ

ドイツの捜査当局は21日、ドイツ国内でテロを計画した疑いで、中部のカッセルや西部のエッセンなど4つの町で住宅8か所を一斉に捜索し、20歳から28歳までのシリア人の男6人を拘束したと発表しました。
6人の男は、いずれも過激派組織ISに属しているとみられ、市民を標的に、爆発物などを使ったテロを準備した疑いがもたれています。
6人は、2014年の終わりから2015年の秋にかけて、難民として、ドイツに入国していたということです。
テロ計画の具体的な内容などは明らかになっていませんが、捜索先から、武器や爆発物などは見つかっていないということです。
ドイツでは去年12月、チュニジア人の男が首都ベルリンのクリスマスマーケットにトラックで突っ込んで、12人が死亡する事件が起きたほか、ことし7月には、北部のハンブルクのスーパーマーケットで、アラビア語で「神は偉大なり」と叫ぶ男が、刃物で買い物客を襲う事件が起きており、治安当局は警戒を強めています。

2017年11月13日更新

オーストリアでは、例年、11月からクリスマスにかけての時期に、日本人のスリや置き引きの被害が多発するため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

オーストリア

オーストリアの日本大使館によりますと、オーストリアでは、例年、11月からクリスマスにかけての時期に、日本人がスリや置き引きに遭う被害が多発する傾向があります。
11月最初の週末の4日と5日には、日本大使館に6件の被害の報告がありました。
首都ウィーンを観光していたり、ウィーンを発着する国際列車に乗車したりしていた時に、パスポートを盗まれる被害に遭ったということです。
最近は、国際列車の中での置き引きの被害が増えているということです。
こうしたことから、オーストリアの日本大使館では、オーストリアに渡航・滞在する人に、次のような注意を呼びかけています。
▽多額の現金を持ち歩かない。
▽現金やカードは、しっかりと閉じることができる内ポケットに入れる。
▽不必要にスマートフォンを使わない。
▽バッグやリュックサックは体の前か腕でしっかりおさえて持つ。
▽声をかけてくる人物は、窃盗グループの一味の可能性があるので注意する。
オーストリアの日本大使館ではこうした注意を呼びかけています。

アフリカ

2017年11月21日更新

ケニアの大統領の再選挙をめぐり、最高裁判所は、野党系の支持者が提出した選挙の無効を訴える嘆願書を却下し、現職のケニヤッタ大統領の再選が決まりました。これに対して、野党側は強く反発して、首都ナイロビなどでは暴動が発生しています。

ケニア

ケニアでことし8月に行われた大統領選挙で、現職のケニヤッタ大統領が再選されました。
しかし、野党側が、選挙に不正があったと主張して異議申し立てを行った結果、最高裁判所はこれを認めて、再選挙を命じました。
そして、10月26日に再選挙が実施されましたが、野党の候補者は、再び不正が行われるおそれがあると主張して、選挙をボイコットしました。
その結果、再び、ケニヤッタ大統領が大差で当選しました。
この再選挙をめぐり、野党系の支持者が、「不正があり、選挙は無効」との嘆願書を最高裁判所に提出しましたが、11月20日、最高裁判所は、「審理に値しない」との理由で全会一致で却下しました。
この結果、ケニヤッタ大統領の再選が確定しました。
しかし、この決定に野党側が強く反発して、ナイロビのスラム街や東部地区、それに、ケニヤ西部のキスム郡などで暴動が発生して、治安が急激に悪くなっています。
ケニアでは、10年前の大統領選挙で、開票結果をめぐって大規模な暴動が発生し、1000人以上が死亡しました。
こうしたことから、ケニアの日本大使館では、ケニアに渡航、滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽不要不急の外出は控える。
▽野党側の支持者が集まる場所には近づかない。
▽暴動に巻き込まれた場合には、直ちに現場を離れる。
こうした注意を呼びかけています。

2017年11月20日更新

モロッコでは、日本人の盗難が相次いだため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

モロッコ

11月6日午後、20代の日本人男性が、レンタカーを借りて、フェスから砂丘の観光地メルズーガに向かう途中、カーブで運転を誤り道路下に転落しました。

モロッコ2

この事故で男性は、腕の骨を折るけがをしましたが、事故現場に集まった群衆の誰かに、スマートフォンとクレジットカードを盗まれたということです。
また、11日の午後には、マラケシュの広場付近で、20代の日本人女性が空港に向かうためタクシーに乗ろうとしたところ、パスポートや現金などが入ったポーチがなくなっているのに気づきました。

モロッコ3

女性は、大きく口の開いたバッグにポーチを入れていたということで、広場の路地を歩いているうちに盗まれたものとみられています。
このため、モロッコの日本大使館では、モロッコへの渡航、滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽外国で車を運転するときは、細心の注意を払う。
▽運転中もできるだけ、貴重品は身につけておく。
▽貴重品は、チャックや鍵のついた物に入れる。
▽盗難に備え、カードのナンバーやカード会社の電話番号をメモしておく。
モロッコの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

津波情報について

日本の気象庁やハワイの太平洋津波警報センターは、太平洋やインド洋で起きた大きな地震で、沿岸の国々に津波の可能性がある場合、津波情報を発表します。

NHKの国際放送では、地震の規模がマグニチュード7.6以上で広い範囲に津波の可能性がある場合、テレビとラジオで津波情報を速報します。

海外で大きな地震を感じたときは、念のため海岸から離れて、NHKのテレビ・ラジオ国際放送に注意してください。滞在している国・地域の気象・防災機関の情報にも注意してください。

注)NHKの海外向けテレビは、西アフリカと南太平洋の一部を除いて、ほぼ全世界に向けて放送されていますが、居住・旅行している国・地域や宿泊先のホテルなどによって視聴環境に大きな差があり、見られない場合もあります。また、ラジオ日本(短波による国際放送)は、国・地域によって放送時間が異なりますので、ご注意ください。