NHKワールド・ラジオ日本

海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
NHKワールド ラジオ日本で放送しています。

地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年2月22日更新

インド洋の島国モルディブでは、政治犯の釈放を命じた最高裁判所とこの判断を拒否する大統領との対立による混乱で出されていた非常事態宣言がさらに30日間延長され、混乱の長期化に懸念が高まっています。

モルディブ

モルディブでは、最高裁判所が、政治犯として収監されている野党指導者ら9人の釈放を命じたのに対し、ヤミーン大統領がこれを拒否したため、反発するデモが起きるなど混乱が広がり、政府は、今月5日に、15日間の非常事態宣言を出しました。
モルディブ政府は、期限となる20日、「国の安全への脅威が収まっていない」として非常事態宣言をさらに30日間延長しました。
非常事態宣言が出された後、警察が野党を支持する元大統領や最高裁判所の判事、それに、デモに参加していた野党関係者を相次いで拘束するなど、強権的な姿勢を示していることから、欧米諸国や国連などが懸念を抱いています。

モルディブ2

モルディブは、年間120万人が訪れる世界的に人気のリゾート地ですが、今回の混乱で、宿泊施設のキャンセルが相次ぐなど、観光への影響も出ています。
日本の外務省は、モルディブへの渡航や滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽最新の情報を入手する。
▽大統領府、共和国広場、最高裁判所、政党事務所、それに、デモや集会には近づかない。
▽本人確認証を携帯し、警察などの検問には従う。
外務省では、こうした注意を呼びかけています。

2018年2月21日更新

インドネシアで「日本のお札を見せてほしい」と頼まれ、見せたところ、いつの間にかお金を抜き取られる事件が起きているため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

インドネシア

現地の日本総領事館によりますと、日本人の夫婦がインドネシアのバリ島にあるングラ・ライ国際空港に到着し、空港出口から駐車場に向かう途中、アラブ系の女性から一緒に写真を撮ってほしいと呼び止められました。
さらに、一緒にいた男性から、「今度日本に行くので日本のお金を見せてほしい」と言われ、現金が入った財布を広げるようにして見せました。
この夫婦があとで確認したところ、その財布の中に入っていた現金が無くなっていたと言うことです。
バリ島では、同じような手口の事件が各地で起きていて、空港だけでなく、繁華街や両替のために並んでいるときに、声をかけてくるケースも報告されています。
このため、現地の日本総領事館は、見知らぬ人から突然声をかけられたり唐突な依頼をされたりしたときには、場合によっては、その場から離れるようにするなどして注意してほしいと呼びかけています。

中東・中央アジア

2018年2月16日更新

クウェートでは、2月下旬に独立記念日などがありますが、例年この時期は、若者たちが深夜まで路上で大騒ぎをするため、現地の日本大使館が騒ぎに巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

クウェート

クウェートは、2月25日が1961年にイギリスから独立した独立記念日、また、翌日の2月26日は、1991年に、湾岸戦争でイラクから解放された解放記念日です。
例年この時期は、繁華街を中心に若者や子どもたちが深夜まで路上に繰り出してお祭り騒ぎをするため、周辺の道路は激しい交通渋滞を起こします。
特に、湾岸道路は、多くの飾りをつけた車やバイクがクラクションを鳴らしながら、スピードを落として集団走行するため、交通は大混乱し、車両での移動が困難になります。
過去にこのような騒ぎに巻き込まれて、日本人がけがをしたこともあります。
おととしの独立記念日には、警察官を狙ったテロ事件も起きています。
こうしたことから、クウェートの日本大使館では、この時期にクウェートに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽深夜の外出はなるべく避ける。
▽車に乗るときは必ず窓を閉め、ドアをロックする。
▽繁華街や湾岸道路周辺など、騒ぎが起きることが予想されたり、多くの人が集まったりする場所に行くときは、周囲の状況に十分注意する。
クウェートの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2018年2月13日更新

イラン中部の都市イスファハン市内を循環するバスの車内で、現地に住む日本人女性がスリの被害にあったため、日本大使館が注意を呼びかけています。

イラン

イランの日本大使館によりますと、2月1日早朝、中部の都市イスファハンで、現地に住む日本人女性が、市内を循環するバスの車内で、身につけていたリュックサックの外側のジッパー付きのポケット内に入れていたスマートフォン2台を抜き取られる被害に遭いました。
日本大使館では、こうした被害に遭わないよう次のような注意を呼びかけています。
▽貴重品の入った荷物は絶対に手元から離さない。
▽バスや電車の中では、リュックサックは体の前に抱え、カバンはたすき掛けにして、体の前に置く。
▽財布やパスポートなどの貴重品の管理には細心の注意を払い、貴重品は肌身離さず分けて持つ。
イランの日本大使館ではこうした注意を呼びかけるとともに、治安情勢については報道などから最新の情報を入手するなど、自らの安全確保に努めるよう呼びかけています。

南北アメリカ

2018年2月20日更新

ボリビアのオルーロで開かれているカーニバルの会場付近で爆発が相次いだことから、日本の外務省が注意を呼びかけています。

ボリビア

ボリビアのオルーロで開かれているカーニバルの会場付近で、2月13日、爆発があり、少なくとも4人が死亡し、10人がけがをしました。
国家警察によりますと、この爆発はダイナマイトによるものだということです。
ボリビアでは、3日前にも、この爆発現場のすぐ近くにあるカーニバルの屋台で爆発があり、8人が死亡、40人がけがをしました。
これらの事件の背景などについては明らかになっていません。
日本の外務省では、今後も同様の爆発が起きるおそれは否定できないとして、次のような注意を呼びかけています。
▽最新情報の入手に努め、発生現場には決して近づかない。
▽イベント会場やショッピングセンター、市場、観光施設、政府施設、それに、公共交通機関や不特定多数の人が集まる場所は、テロの標的になりやすいため、こうした場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払う。
また、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる。
日本の外務省ではこのような注意を呼びかけています。

2018年2月15日更新

アメリカ南部フロリダ州の高校で、銃の乱射事件が起きて、17人が死亡しました。 警察は、19歳の元生徒の男を拘束して、事件の動機や背景を詳しく調べています。

アメリカ

14日午後、アメリカ・フロリダ州最大の都市マイアミから北に70キロほど離れたパークランドの高校で、男がライフル銃を乱射しました。
当時、高校には多くの生徒と教師がいて、地元の警察や病院によりますと、この事件で生徒と教師のあわせて17人が死亡したほか、10人以上が重軽傷を負いました。
警察は、高校の近くにいたニコラス・クルーズ容疑者(19)を事件に関わった疑いで拘束しました。
クルーズ容疑者は、この高校の元生徒で、トラブルを起こして退学処分を受けていたということで、警察は、事件の動機や背景を詳しく調べています。
アメリカでは、銃を使った事件があとを絶たず、去年10月、西部ネバダ州のラスベガスで58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きたほか、11月にも南部テキサス州で26人が犠牲になる事件が起きています。
今回の事件を受けてマイアミの日本総領事館は、現場付近には決して近寄らないよう呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年2月21日更新

WHO・世界保健機関によりますと、ヨーロッパでは、多くの国ではしかの患者が急増し、去年2017年は、前の年のおよそ4倍の人が感染したことが明らかになりました。この病気は感染力が強いことから、注意を呼びかけています。

ヨーロッパ

WHOヨーロッパ事務局によりますと、ヨーロッパでは、おととし2016年には、はしかにかかった人が5273人でしたが、去年2017年には、およそ4倍の2万1315人が感染し、このうちの35人が死亡しました。
最も多くの人が感染したのはルーマニアで、去年1年間だけで5562人が感染しました。
次いで、イタリアの5006人、ウクライナの4767人の順となっています。
このほかにも、ギリシャやドイツ、フランスなど、はしかはヨーロッパの全域に広がっています。
WHOは、患者が多く発生した国について、予防接種の接種率が低いことや、ワクチンが十分供給されなかったことなどを挙げています。
はしかは、ウイルスによって感染しますが、その感染力はウイルスの中で最も強く、はしかにかかった人と同じ部屋にいるだけで空気感染することがあるとされています。
通常は、一週間から10日で回復しますが、特別な治療法はなく、脳炎や肺炎を併発して死亡することがあります。
このため、WHOや外務省は、ヨーロッパなどに旅行をする人や、現地に滞在している人で、まだはしかにかかったことがない人に対して、ワクチンの接種を受けるよう注意を呼びかけています。

2018年2月19日更新

ロシア南部のダゲスタン共和国で、18日、キリスト教の教会で男が銃を発砲する事件があり、女性5人が死亡しました。

ロシア

ロシアの捜査当局によりますと、ダゲスタン共和国北部にあるキズリャルで、18日、キリスト教の教会の礼拝に訪れていた人たちに向けて男が銃を発砲し、女性5人が死亡し、少なくとも4人がけがをしました。
容疑者は地元出身の20代の男で、ロシアのメディアによりますと、「神は偉大なり」と叫んで発砲を始め、駆けつけた警察に射殺されたということです。
事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートの地方組織を名乗るグループが、インターネット上に「ISの戦士が攻撃したものだ」と、犯行を主張する声明を出したことから、捜査当局は、男とイスラム過激派とのつながりなど、背後関係について調べています。
ダゲスタン共和国にはイスラム系住民が多く、過激派組織ISに忠誠を誓うグループの活動が報告されていることなどから政府が警戒を強めていて、今月15日には、治安部隊が武装組織の関係者を掃討する対テロ作戦を展開しています。
日本の外務省は、ロシアのダゲスタン共和国について、「渡航中止勧告」の危険情報を出し、渡航をしないよう呼びかけています。

ロシア2

アフリカ

2018年2月22日更新

アフリカ東部のケニアでは、首都ナイロビで、日本人が盗みにあう被害が相次いでいるため現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

ケニア

ケニアの日本大使館によりますと、被害は次のようなものです。
▽日本人が乗った運転手付きの車が止まった際に、男がサイドミラーをいたずらしたため、運転手が窓を開けた瞬間、男にドアロックを外された上、別の男に日本人側のドアを開けられて、手荷物を奪われそうになりました。
▽レストランで食事中に、足元に置いておいた手荷物が盗まれました。
▽外出中にホテルの部屋に何者かが侵入して、手荷物から現金を盗まれました。
このため、ケニアの日本大使館では、ケニアに渡航や滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽乗車中は、窓を閉め、ドアをロックするとともに、渋滞中でも、むやみに窓やドアを開けない。
▽レストランなどでは、手荷物から目を離さない。
▽ホテルでは、貴重品は、セーフティーボックスに保管する。
▽強盗や窃盗犯と遭遇したときは、身の安全を第一に抵抗しない。
日本大使館では、このように呼びかけています。

ケニア2

2018年2月20日更新

スーダンの首都ハルツームで、現地に住む日本人男性がバスに乗車中にスリの被害に遭ったため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

スーダン

スーダンの日本大使館によりますと、2月5日の午後8時すぎ、現地に住む日本人男性が、ハルツーム国際空港南側のバス停からリヤド方面に向かうバスに乗り、運賃を払おうとした際に、ポケットに入れておいた現金とIDカードの入った財布のないことに気づきました。
日本人男性が乗ったバス停では、大勢の人が乗車待ちをしていて、日本人男性は大勢の客ともみあいながら乗車しましたが、日本人男性は、乗車する前に、財布を盗まれないようにズボンの後ろポケットから前のポケットに移していたということです。
日本大使館によりますと、スーダンでは、経済情勢の悪化に伴い、各地で金銭目的の犯罪が増加しており、タクシー運転手による強盗事件や、物乞いの男が、女性が運転する車を狙って、ドアを無理やり開けようとしたり、傷つけたりする事件なども起きています。
スーダンの日本大使館では、公共交通機関を利用する際は、利用時間帯などに十分注意するとともに、車に乗っているときや駐車中は必ずドアをロックし、車を離れるときは、貴重品を置いたままにしないよう注意を呼びかけています。

津波情報について

日本の気象庁やハワイの太平洋津波警報センターは、太平洋やインド洋で起きた大きな地震で、沿岸の国々に津波の可能性がある場合、津波情報を発表します。

NHKの国際放送では、地震の規模がマグニチュード7.6以上で広い範囲に津波の可能性がある場合、テレビとラジオで津波情報を速報します。

海外で大きな地震を感じたときは、念のため海岸から離れて、NHKのテレビ・ラジオ国際放送に注意してください。滞在している国・地域の気象・防災機関の情報にも注意してください。

注)NHKの海外向けテレビは、西アフリカと南太平洋の一部を除いて、ほぼ全世界に向けて放送されていますが、居住・旅行している国・地域や宿泊先のホテルなどによって視聴環境に大きな差があり、見られない場合もあります。また、ラジオ日本(短波による国際放送)は、国・地域によって放送時間が異なりますので、ご注意ください。