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海外安全情報

外務省の危険情報を中心に、世界各国・地域の治安情報、災害情報、感染症情報をお伝えしています。在留邦人の緊急時のライフラインの一つとしてもご利用ください。
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地域別情報

安全情報に関しては、外務省海外安全ホームページもご参照ください

アジア・オセアニア

2018年2月14日更新

中国・北京の中心部にあるショッピングモールで、刃物のような凶器を持った男が買い物客などに次々と襲いかかり、1人が死亡し、12人がけがをする事件がありました。

中国

中国国営の新華社通信によりますと、11日午後1時ごろ、北京の天安門の西側にあるショッピングモールで、凶器を持った男が突然、買い物客などに次々と襲いかかりました。
男はその場で警察に取り押さえられましたが、女性1人が死亡し、12人がけがをしたということです。

中国2

新華社通信は、取り押さえられたのは、河南省出身の35歳の男で、個人的な不満を発散するために犯行に及んだと供述していると伝えています。
中国では、15日から21日まで、中国の旧正月・春節を祝う大型連休にあたっています。
このため、中国の日本大使館では、中国への渡航や滞在を予定している人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽新年を祝う祭り会場をはじめ、繁華街、観光スポット、それに、空港や駅などの公共の場や公共交通機関など、大勢の人が集まる場所では、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したときは、すぐにその場を離れる。
日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2018年2月14日更新

マレーシアで、誘拐や船舶襲撃の計画があるとして国際海事局が注意を促しているため、日本の外務省も渡航、滞在に注意を呼びかけています。

マレーシア

IMB=国際海事局は、フィリピン当局から受けた情報として、イスラム過激派組織「アブサヤフ」が、近く、マレーシア・サバ州のセンボルナで、裕福な中国人を誘拐して身代金を要求する計画があるとしています。
この計画が失敗したときは、スールー海を定期運航する船舶を襲撃するということです。
サバ州東海岸一帯や周辺の海域では、強盗事件や身代金目的の外国人誘拐事件が多発しているほか、さまざまな武装組織が活動しています。
おととしの11月には、アブサヤフのグループがヨットを襲撃して、ドイツ人1人を殺害、1人を誘拐する事件が起きています。
日本の外務省は、マレーシアのうちサバ州東側の島や海域に、「渡航中止勧告」や「不要不急の渡航中止勧告」の危険情報を出し、目的のいかんに関わらず、渡航は中止するよう呼びかけるとともに、滞在中の人に対して次のような注意を呼びかけています。
▽最新の治安情報を入手する。
▽スールー海域を航行する大型観光船を含む船舶を利用するときは、危険性を十分に認識した上で、情勢によっては、乗船を控える。
日本の外務省ではこうした注意を呼びかけています。

マレーシア2

中東・中央アジア

2018年2月16日更新

クウェートでは、2月下旬に独立記念日などがありますが、例年この時期は、若者たちが深夜まで路上で大騒ぎをするため、現地の日本大使館が騒ぎに巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

クウェート

クウェートは、2月25日が1961年にイギリスから独立した独立記念日、また、翌日の2月26日は、1991年に、湾岸戦争でイラクから解放された解放記念日です。
例年この時期は、繁華街を中心に若者や子どもたちが深夜まで路上に繰り出してお祭り騒ぎをするため、周辺の道路は激しい交通渋滞を起こします。
特に、湾岸道路は、多くの飾りをつけた車やバイクがクラクションを鳴らしながら、スピードを落として集団走行するため、交通は大混乱し、車両での移動が困難になります。
過去にこのような騒ぎに巻き込まれて、日本人がけがをしたこともあります。
おととしの独立記念日には、警察官を狙ったテロ事件も起きています。
こうしたことから、クウェートの日本大使館では、この時期にクウェートに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽深夜の外出はなるべく避ける。
▽車に乗るときは必ず窓を閉め、ドアをロックする。
▽繁華街や湾岸道路周辺など、騒ぎが起きることが予想されたり、多くの人が集まったりする場所に行くときは、周囲の状況に十分注意する。
クウェートの日本大使館では、こうした注意を呼びかけています。

2018年2月13日更新

イラン中部の都市イスファハン市内を循環するバスの車内で、現地に住む日本人女性がスリの被害にあったため、日本大使館が注意を呼びかけています。

イラン

イランの日本大使館によりますと、2月1日早朝、中部の都市イスファハンで、現地に住む日本人女性が、市内を循環するバスの車内で、身につけていたリュックサックの外側のジッパー付きのポケット内に入れていたスマートフォン2台を抜き取られる被害に遭いました。
日本大使館では、こうした被害に遭わないよう次のような注意を呼びかけています。
▽貴重品の入った荷物は絶対に手元から離さない。
▽バスや電車の中では、リュックサックは体の前に抱え、カバンはたすき掛けにして、体の前に置く。
▽財布やパスポートなどの貴重品の管理には細心の注意を払い、貴重品は肌身離さず分けて持つ。
イランの日本大使館ではこうした注意を呼びかけるとともに、治安情勢については報道などから最新の情報を入手するなど、自らの安全確保に努めるよう呼びかけています。

南北アメリカ

2018年2月20日更新

ボリビアのオルーロで開かれているカーニバルの会場付近で爆発が相次いだことから、日本の外務省が注意を呼びかけています。

ボリビア

ボリビアのオルーロで開かれているカーニバルの会場付近で、2月13日、爆発があり、少なくとも4人が死亡し、10人がけがをしました。
国家警察によりますと、この爆発はダイナマイトによるものだということです。
ボリビアでは、3日前にも、この爆発現場のすぐ近くにあるカーニバルの屋台で爆発があり、8人が死亡、40人がけがをしました。
これらの事件の背景などについては明らかになっていません。
日本の外務省では、今後も同様の爆発が起きるおそれは否定できないとして、次のような注意を呼びかけています。
▽最新情報の入手に努め、発生現場には決して近づかない。
▽イベント会場やショッピングセンター、市場、観光施設、政府施設、それに、公共交通機関や不特定多数の人が集まる場所は、テロの標的になりやすいため、こうした場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払う。
また、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる。
日本の外務省ではこのような注意を呼びかけています。

2018年2月15日更新

アメリカ南部フロリダ州の高校で、銃の乱射事件が起きて、17人が死亡しました。 警察は、19歳の元生徒の男を拘束して、事件の動機や背景を詳しく調べています。

アメリカ

14日午後、アメリカ・フロリダ州最大の都市マイアミから北に70キロほど離れたパークランドの高校で、男がライフル銃を乱射しました。
当時、高校には多くの生徒と教師がいて、地元の警察や病院によりますと、この事件で生徒と教師のあわせて17人が死亡したほか、10人以上が重軽傷を負いました。
警察は、高校の近くにいたニコラス・クルーズ容疑者(19)を事件に関わった疑いで拘束しました。
クルーズ容疑者は、この高校の元生徒で、トラブルを起こして退学処分を受けていたということで、警察は、事件の動機や背景を詳しく調べています。
アメリカでは、銃を使った事件があとを絶たず、去年10月、西部ネバダ州のラスベガスで58人が犠牲となるアメリカ史上最悪の銃の乱射事件が起きたほか、11月にも南部テキサス州で26人が犠牲になる事件が起きています。
今回の事件を受けてマイアミの日本総領事館は、現場付近には決して近寄らないよう呼びかけています。

ヨーロッパ

2018年2月19日更新

ロシア南部のダゲスタン共和国で、18日、キリスト教の教会で男が銃を発砲する事件があり、女性5人が死亡しました。

ロシア

ロシアの捜査当局によりますと、ダゲスタン共和国北部にあるキズリャルで、18日、キリスト教の教会の礼拝に訪れていた人たちに向けて男が銃を発砲し、女性5人が死亡し、少なくとも4人がけがをしました。
容疑者は地元出身の20代の男で、ロシアのメディアによりますと、「神は偉大なり」と叫んで発砲を始め、駆けつけた警察に射殺されたということです。
事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートの地方組織を名乗るグループが、インターネット上に「ISの戦士が攻撃したものだ」と、犯行を主張する声明を出したことから、捜査当局は、男とイスラム過激派とのつながりなど、背後関係について調べています。
ダゲスタン共和国にはイスラム系住民が多く、過激派組織ISに忠誠を誓うグループの活動が報告されていることなどから政府が警戒を強めていて、今月15日には、治安部隊が武装組織の関係者を掃討する対テロ作戦を展開しています。
日本の外務省は、ロシアのダゲスタン共和国について、「渡航中止勧告」の危険情報を出し、渡航をしないよう呼びかけています。

ロシア2

2018年2月8日更新

フランスのマルセーユで、人の往来の多い路上で拳銃を使った強盗事件が発生したため、現地の日本総領事館が注意を呼びかけています。

フランス

マルセーユの日本総領事館によりますと、フランスのマルセーユの比較的治安のよい地区の歩行者用道路で、1月14日の夕方、20歳の男性が15歳から16歳の少年3人に拳銃で脅され、携帯電話と現金20ユーロ、日本円にしておよそ2700円を奪われました。
犯行のあった路上はスポーツ施設の敷地内にある歩行者用道路で、日本人を含めて人の往来の多い場所でした。
事件のあと、防犯カメラの画像から、少年たちは、数日後に警察に逮捕されたということです。
マルセーユの日本総領事館では、こうした被害に遭わないよう、次のような注意を呼びかけています。
▽外出の際は、できるだけ人通りの少ないところは避ける。
▽薄暗くなったら、なるべく徒歩での移動は避ける。
▽万一、強盗に襲われたら、抵抗しないで犯人の要求する金品を渡す。
日本総領事館ではこうした注意を呼びかけています。

アフリカ

2018年2月20日更新

スーダンの首都ハルツームで、現地に住む日本人男性がバスに乗車中にスリの被害に遭ったため、現地の日本大使館が注意を呼びかけています。

スーダン

スーダンの日本大使館によりますと、2月5日の午後8時すぎ、現地に住む日本人男性が、ハルツーム国際空港南側のバス停からリヤド方面に向かうバスに乗り、運賃を払おうとした際に、ポケットに入れておいた現金とIDカードの入った財布のないことに気づきました。
日本人男性が乗ったバス停では、大勢の人が乗車待ちをしていて、日本人男性は大勢の客ともみあいながら乗車しましたが、日本人男性は、乗車する前に、財布を盗まれないようにズボンの後ろポケットから前のポケットに移していたということです。
日本大使館によりますと、スーダンでは、経済情勢の悪化に伴い、各地で金銭目的の犯罪が増加しており、タクシー運転手による強盗事件や、物乞いの男が、女性が運転する車を狙って、ドアを無理やり開けようとしたり、傷つけたりする事件なども起きています。
スーダンの日本大使館では、公共交通機関を利用する際は、利用時間帯などに十分注意するとともに、車に乗っているときや駐車中は必ずドアをロックし、車を離れるときは、貴重品を置いたままにしないよう注意を呼びかけています。

2018年2月19日更新

エチオピアでは、治安の悪化などから、今月16日、全土に6か月間の非常事態宣言が出されました。 現地の日本大使館は、さまざまな制限が課せられることから注意を呼びかけています。

エチオピア

エチオピアでは、2月に入り、ストライキや政治犯の釈放、それに、首相の突然の辞任などを背景に、治安が急速に悪化しています。
このため、エチオピア政府は、今月16日、全土に6か月間の非常事態宣言を出しました。
エチオピアの日本大使館によりますと、非常事態宣言のもとで、政府は次のような制限を課したり、権限を持つことができます。
▽あらゆる通信の遮断・妨害。
▽デモや集会などの禁止。
▽治安維持のための令状なしでの拘束。
▽あらゆる個人に対する職務質問、所持品検査。
▽外出禁止の決定。
こうした制限・権限です。
エチオピアでは、2016年にも非常事態宣言が出され、裁判所の令状なしに、逮捕や家宅捜索、車や身体の検査が行われました。
こうしたことから、エチオピアの日本大使館は、エチオピアに渡航・滞在する人に対して、次のような注意を呼びかけています。
▽デモや集会など人が多く集まる場所は避ける。
▽外出禁止や通信の遮断の可能性も念頭に、最新情報の収集に努める。
▽外出する際には、必ず、本人確認証を携帯する。
こうした注意を呼びかけています。

津波情報について

日本の気象庁やハワイの太平洋津波警報センターは、太平洋やインド洋で起きた大きな地震で、沿岸の国々に津波の可能性がある場合、津波情報を発表します。

NHKの国際放送では、地震の規模がマグニチュード7.6以上で広い範囲に津波の可能性がある場合、テレビとラジオで津波情報を速報します。

海外で大きな地震を感じたときは、念のため海岸から離れて、NHKのテレビ・ラジオ国際放送に注意してください。滞在している国・地域の気象・防災機関の情報にも注意してください。

注)NHKの海外向けテレビは、西アフリカと南太平洋の一部を除いて、ほぼ全世界に向けて放送されていますが、居住・旅行している国・地域や宿泊先のホテルなどによって視聴環境に大きな差があり、見られない場合もあります。また、ラジオ日本(短波による国際放送)は、国・地域によって放送時間が異なりますので、ご注意ください。