「パートナーズ・プログラム」首脳の配偶者が参加 広島の魅力を発信

今月19日から3日間の日程で開かれるG7広島サミットでは「パートナーズ・プログラム」と呼ばれる、各国首脳の配偶者らが参加する関連行事も行われます。このうち初日には、岸田総理大臣の妻、裕子夫人がお茶をたしなむこともあり、広島市内の歴史的な施設で茶の体験などが行われる予定です。また、原爆ドーム近くの商業施設で地元の大学生らと平和や核廃絶などをテーマに対話するシンポジウムも開かれる方向です。

2日目の20日には、世界遺産の厳島神社がある宮島を訪れ、視察を行うほか、瀬戸内の食材を使った料理やお好み焼きを味わってもらうことなどが計画されています。

3日目の21日には、広島県立美術館や国の名勝の縮景園の訪問などが予定されています。政府は、一連のプログラムについて「日本の伝統文化とともに、平和都市である広島の魅力を内外に広く発信する機会にしたい」と話しています。