風疹の最新ニュース

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先天性風疹症候群 さらに1人 2013年08月06日

今月28日までの1週間に新たに風疹と診断された全国の患者は154人で、流行はピークを過ぎていますが、引き続き例年より患者数の多い状態が続いています。
また、母親が妊娠中に風疹に感染したことで目や心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは東京都で1人増え、去年から続く風疹の流行では合わせて14人となりました。

 

国立感染症研究所によりますと、今月28日までの1週間に新たに風疹と診断された全国の患者は154人で、700人近いペースで増えていた5月下旬のピーク時と比べて大幅に減っています。
新たな患者は東京都が36人、大阪府が32人などと、首都圏と関西を中心に例年より患者数の多い状態が続いていて、ことしに入ってからの患者数は合わせて1万3344人となっています。

 

また、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは東京都で1人増え、去年から続く風疹の流行では合わせて14人となりました。専門家は「妊娠を希望する女性やその周囲の人たちは積極的にワクチンを打ってほしい」と話しています。